家康が征夷大将軍になったのは、1602年の時。
江戸幕府は律令体制を残しつつ発足となる。 ともあれ、まだまだ豊臣は侮れぬ力をもっていた。 そこで当分の融和作として考えられたのが、家康の孫で江の娘である千姫と、豊臣秀頼の縁談。 時に秀頼12歳、千姫7歳。 その時も知らず、千も江も秀忠も、家族皆で楽しむ。 すでに子をはらんでいる江に対して、相変わらず頑固に男子を出産せよと大姥局。 それにたいして、姉のかわりに女の子を生むと千。 なにげに微笑ましいシーンだったりする。 それにたいして、ドロドロした家康と豊臣。 論功行賞が外様大名は江戸京から遠くへ、古来の武将は中枢地に配置すると指摘する大野治長。 片桐且元とも大野治長は反発。 のちに且元は穏便派、治長は強硬派に分かれて争い、勝元が豊臣方からさる運命にあるのだが・・・。 伏線か? そしてついに、千姫と秀頼の婚儀が決まる。 秀忠はすぐに、『豊臣を組み伏せるため』と見通す。 ニヒルな秀忠ならすぐに納得するか。 一方、千姫を案じる江は、千姫と共についていくことに。 しかし身重の体で大丈夫だったのかね。 この婚儀と、秀吉の七回忌、さらに諸大名の工事。 これで豊臣政権の財力を徹底的にそごうとする家康。 妥協案を図りつつ、裏で実力をそいでいく。 あるいみ家康らしいやり方といえよう。 さて、いよいよ婚儀直前の伏見。 千を演じているのが芦田愛菜たあね・・・。 『マルモのおきて』で出世したんだっけ。 なかなかに演技はいいんじゃないかと思う。 家康の本音を正そうとする江。 『妥協案を見せたところで一気に責め滅ぼすつもりか』と。 それに対して家康は 『淀殿の夢「豊臣政権が続くということ」を防ぐ』とのこと。 たしかに秀吉がいなくなった今、最高権力は淀殿(と側近)ということになるんだろうけど・・・。 お門違いではないか? そんな中、淀、初、江の三姉妹は最後の再会を果たす。 関ヶ原の敗北後も、秀頼が関白となり天下を取ると思い込む淀殿。 やはり母性愛だろうか。時として盲目になるということもありうるが・・・。 そして成長した完も、江と再開する。 離れていても絆はある。 やはり人情話か。 女は戦国大名の駒になったが、その中でも前向きに生きる。 水のように生きるとはそういったところなんだろうけど、 どうもいまいちそのあたりが伝わらないんだよなあ。 今回のおまけ 平清盛 女性キャスト
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