さて、一週遅れの利休切腹。
利休切腹の命に反発する江であるが、秀吉も利休も意地を張って心を変えようとしない。 何とか逃げるように、秀勝と変装して蟄居中の利休を説得しようとするが、利休は心を変えようとしない。 『自分が天下一の茶人だとすれば、相手が天下一。』 と言い切る利休。 『信長の遺志を継ぎ、天下太平の世の中で皆が笑って暮らせる世界を作れ』 と言い残し、江の笑顔には強い力があると言い残す。 今まで浅井三姉妹の相談役だった利休。 相談役が去っていくというのは、さぞや辛いものがあったろう。 白日青天怒電走 千利休、もう一つの辞世の句。 人生七十の句といい、まるで武士のような句だが、それだけの熱情を持って茶道を究めたかったのであろうか・・・。 利休切腹後、大泣きし、利休を逃がさなかったことを江に対して責める秀吉。 歴史にもしもはないが、仮に利休が逃げたとすれば、秀吉は見逃すつもりだったのだろうか。 確かに常に重用していたのは確かだ。 さらに息子・鶴松がわずか三歳でこの世を去る。 もともと病弱だったらしい。 やけくそに乱れる秀吉。 まげもきってざんばら髪になる秀吉。 まさに晩年の秀吉そのものの姿だろうか。 秀吉を主人公にして小説を書いた作家は、 秀吉の晩年を描きたがらなかったという話だが、 なるほどうなずける。 そして、朝鮮出兵に踏み切る秀吉。 半分八つ当たりみたいなものである。 あげく関白職を秀次に譲り、秀勝を遠ざける・・・・。 と思いきや、秀次を見はれとひそかに密命していたらしい。 調整力は健在か。 かわりに江を求める秀勝。 いやあ、秀勝も江に魅かれていたんかい。 それっぽい描写は合ったけどね。 従順で大人しい秀勝と、天真爛漫で言いたいことを言う江。 正反対のものが引きつけ合うのかねえ。 しかしAKIRA、大河ドラマで単独クレジットはすごいな。 衝撃告白!!】2011年大河ドラマ 江~姫たちの戦国~スタート!!
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