はてさて&電源三法の功罪
いやはや、菅内閣の不信任案は否決で終わった。
万が一可決されていれば、総辞職か解散総選挙ということになっただろうが、
こんなときに空白を作るわけにもいくまい。

そのバックに鳩山前総理の周旋と調整があったみたいだけど、
下馬評では、彼は調整力(根回しとコミュニケーション)に長けているという話だったからね。
あまり不正確な憶測はできないけど、
最初は鳩山前総理、総理時代に世話になった小沢氏(金言『政治は義理と人情』・・・)についていこうと思っていたんだけど
予想以上についていかない人間が多かった。
(自前のグループでも孤立していたという話だし)
このままいけば最悪の場合、民主党が分裂ということになって、自民に勢いを取り換えされると踏んだんだと思う(僕もそう考えている。それが一番まずい)
そこで菅総理に直接話をして、『早期退陣と引き換えに、不信任案に反対する』という妥協案に結び付けたんだと思う。
まあ、本当のところは分からないけれど。

とにかく菅総理は退陣の時期をよりはっきりとさせること。
与野党はその後、誰をトップにして、どのような復興ビジョンを示すのかはっきり示すこと。

一つ僕が国民(僕もその一人だけど)に言いたいとすれば、
『一致団結せよ』というならば、
「大連立もやむなし」
という覚悟で行くこと。
そして批判をする場合
『具体的にどこが良くて、どこが悪くて、どこをどう直せばいいのかを具体的に示すこと』


ところで、税と社会保障の一体改革として、
『低所得者に手厚く保障する』
という半面
『消費税を段階的に10%に引き上げる』とある。
まだまだ消費税を上げるには早かろう。
これには与謝野馨氏の影響が大きいという話だが・・・・。
(与謝野氏は中曽根康弘氏の直系に当たるが、『中曽根流トップダウン手法』は、菅総理も理想としていた。
著書『大臣』にそう書いてある。)


ところで、kojitakenさんは脱原発のスローガンとして、こんなのを考えている

『いる? 電源三法
きる! 電源三法』


今まで電源三法は原発推進勢力を大きく肥え太らせたと。

僕は電源三法についてよく知らないので、
今回はそれが何か、そして、その功罪は何だったのかという点から分析したいと思う。

電源三法とは

電源開発促進税法
特別会計に関する法律(旧 電源開発促進対策特別会計法)
発電用施設周辺地域整備法


一言でいえば、発電所開発がおこなわれている場所に対して交付金を出し、発電の運転をスムーズにするという法律である。
この背景には
1973年のオイルショックによって、それまで中心だった火力発電が混乱し、別のエネルギーに切り替える必要があった。
そこで別のエネルギーに切り替えることによってリスク分散をし、火力発電への過度の依存を脱却することを目的として制定された。

原子力をはじめ、様々な発電にはデメリットがあって、地元住民からの反対が大きい。
そこで、地元に交付金をばらまく(+その周辺の開発を進める)ことで、地元を納得させようとしたわけ。
ちなみにその税率は段階的に引き下げられ、

2003年(平成15年)9月30日まで 1,000kwhにつき445円
2003年(平成15年)10月1日から 1,000kwhにつき425円 
2005年(平成17年)4月1日から 1,000kwhにつき400円
2007年(平成19年)4月1日から 1,000kwhにつき375円


となっている。

ここから推測すると

功:地方の開発を促進
火力に代わる代替エネルギーを発展させた(原子力中心だったのがまずかったが)


罪:原発利権を作り上げた
地方にやたらばらまいた(2004年度の交付金は約824億円(朝日新聞調べ))ため、財政難を招いた


というあたりか。

個人的には電源三法廃止とまで行かなくても

『原子力関連の交付金は廃止する』
『代わりに、風力や地熱等の、安全な代替エネルギーに交付金を重点的に書ける』
というやり方でもいいと思う。


ベストな政策
なんていうけどね、どんな政策にも功罪があるから、
『ベストはなくて、ベターな選択肢の連続』
だと思えてくるこの頃。

政府も国民も、ベストを望まず、自分の知性と感性で、ベターな政策と選択肢を考えなければいけない気がする。

僕も情報と知識をできる限り集め、最終的な判断は己が感性にゆだねる。
このポリシーは変えないつもり。



今回のおまけ
久々の星新一ショートショートだよ(*^。^*)
『椅子』他二篇
人っつーのは快楽におぼれると・・・。
(いやあ、こういう動画を乗っけるとね『僕らしさ』が出てる気がするんだよ)
関連記事
スポンサーサイト
ブログパーツ アクセスランキング

にほんブログ村 テレビブログ 大河ドラマ・時代劇へ
にほんブログ村



ブログランキング

ドラマQ

テーマ:「原発」は本当に必要なのか - ジャンル:政治・経済

【 2011/06/03 23:46 】

| 主張・雑感 (政治関連) | コメント(0) | トラックバック(6) |
<<季節はずれな・・・。 ~SKET DANCE『バレンタイン・クライシス』~ | ホーム | 帰ってきた坂本辰馬  ~銀魂・忘れっぽい奴は忘れたころにやってくる~>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://ranmaspirit0518.blog82.fc2.com/tb.php/846-b3b2b687
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
不信任案否決の舞台裏
「それはウソ」色をなす鳩山前首相  2日の菅首相の「退陣示唆」は、内閣不信任決議案の可決を回避するための方便だったのか――。  攻防の舞台裏を検証した。(文中敬称略)  ◆極秘作業◆  菅の退陣に関する条件なのかどうかを巡って解釈が割れた鳩山前首相と菅… zara's voice recorder【 2011/06/04 07:27 】
小沢派、こうすりゃ勝てていた。
菅総理はこの期に及んでも必死で延命を図っていますが難しいでしょう。ウソでもペテンでも一度「退陣」を口にしてしまったら総理の座は持ちません。 菅総理の辞任は早ければ今月中。遅くとも8月までは持た... 雪裏の梅花【 2011/06/04 11:44 】
高杉晋作と菅直人
 1000年に1度といわれる大災害、それに匹敵する国難が、政治家の資質低下と混乱である。これだけ国民の一致した非難があるのに、反省・改善の方向は一向に見えない。 反戦塾【 2011/06/06 21:29 】
今こそ【脱原発】か?【原発存続】か?の国民投票を!(含:電源三法)
菅内閣への「内閣不信任案」が否決されてから、国会では毎日の様に、国民不在で、菅首相が何時辞めるか?とかいう問題ばかりで、震災被災地の問題も、原発事故の今後についても、殆ど「そっちのけ」で、【全く国民不在】の「議論」とは名ばかりの馬鹿げた罵り合いが続いて... 勉強不足のJCP党員(本名:伊賀篤)のブログ【 2011/06/07 06:48 】
鳩山が動き、菅の不信任案否決。but 辞任時期でくい違い、抗争激化か?
頑張ろう、東日本&ニッポン!一歩一歩、前進を。o(^-^)o  「人気ブログ・ランキング」「ぶろぐ村・政治社会問題」の 2つのランキングに参加しています。 それぞれ、どこか1箇所のバナーを1日1回クリック して頂けると幸いです。m(__)m 最新の 日本がアブナイ!【 2011/06/12 06:02 】
鳩山が動き、菅の不信任案否決。but 辞任時期でくい違い、抗争激化か?
頑張ろう、東日本&ニッポン!一歩一歩、前進を。o(^-^)o  「人気ブログ・ランキング」「ぶろぐ村・政治社会問題」の 2つのランキングに参加しています。 それぞれ、どこか1箇所のバナーを1日1回クリック して頂けると幸いです。m(__)m 最新の 日本がアブナイ!【 2011/06/12 06:04 】
| ホーム |