秀吉が茶々を側室にしたいと言い出し、早速反発する三姉妹。
江はすぐに秀吉のところに直談判して、かつての江と市の約束を問いただす。 江の手紙こそ持っていたものの、市の手紙は奥の奥にあった状態。 江の手紙をそばに置いていたのは、やはり怖かっただろうなあ。信長の影があまりに強かっただろうから。 無論秀吉は、茶々に対して一種の罪意識を持っていたのは確かだろう。 ともあれ、好色な性格の秀吉。戦略の道具として考えていたかはどうか。 さて、初は京極高次に一目ぼれしてしまったらしく、なんとしても高次の嫁になりたいと茶々に打ち明ける初。 まあ、戦略の道具としては使われたくはないわな。 ともあれ、江のように 『実際にあって見て惚れる。』 ということもあるからなあ。 さて、高次にあって、好意が裏返って「私はあなたが嫌い」と言ってしまう初。 これも好意の裏返しか? とはいえ、『菓子が嫌い』と言っていたから、趣味が合わないと判断したんだろうなあ。 言ってしまってから、後悔して泣きだす初。 茶々は秀吉のところへ直談判しに行き、初を戦略の道具としてやめること。 そして初が高次に嫁げるように懇願する。 でもそれは、自身に大きな代償が降りかかるかもしれないのに、なぜ嘆願したのだろうか。 それはやはり、妹を思う心からなのか、母や江と同じく、戦略の犠牲にしたくなかったからなのだろうか。 とにもかくにも、秀吉は心動かされ、京極姉弟と初を合わせてやる。 そこで姉の本音を聞いて、初は心動かされるわけだ。 割とラブストーリーとしては月並みだけど、なかなか心温まる話ではある。 蛍大名と陰口をたたかれた高次だが、この物語では姉が人質同然に自分の身をさしだし、京極家を再興させたということになっていた。 実際は高次武将としての器量もあったらしく、関ヶ原で西軍を籠城戦で食いとめたとか。 それもおそらく、影に初がいたからなのだろう。 実際初は、母や姉に似て美形だったからだろうし。 とにもかくにも、夫に合わせるために、好きな菓子を絶つ初。 どちらかというと気ままにふるまっていた初期の頃の方が好きだったんだけどな。 奔放で、泣き虫で、でもどこか憎めない。 でもそうやって自制を働かせ、相手に、家に合わせるのが大人というべきなのだろうね。 こうして、初は見事、高次とゴールインを果たす。 茶々は秀吉に一つの頼みごとをする 「自分と、自分の身を、受け入れてほしい。 ただし側室にはなりたくない。」 とのこと。 おいおい、それは身を受け入れはするが、側室という身分は手に入れたくないと言ったところだろうか。 でも秀吉、『茶々を力では手にいれたくない』とこばむ。 そこで秀吉の情について気付くわけか。 少しずつ魅かれていってはいるわけね。 その証拠に、別の側室と秀吉がいちゃついているときには平手打ちをした。 それはおそらく、秀吉の浮気が許せなかったから。 (秀吉は好色だけどね) だからその後、そういう自分が許せなくて泣いた。 今回のおまけ 毛利元就OP(NHK大河ドラマ)
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