理想の医療人に一番近い自分の人格は?
前回の記事で、

人間は周りの環境に合わせて違った人格がでる

と書いた。
教会の友人が、
「俺は『家にいるときの自分』『教会にいるときの自分』『野球部にいるときの自分』この3つを使い分けるよう心がけている」
と聞いたときにピンときた。
これは僕も例外じゃない
(自分の場合、『演じ分ける』というよりは、『環境に合わせて自然に出てくる』感じなんだけど)

会社の入社に向けて、『抱負』をまとめようとしている頃。
自分にある複数の人格の中で、一番『良い医療人』に近い人格は何だろう。

自分が持つ人格としては、以下の4種類があると思う。
①家にいるときの、ぶっきらぼうでけだるげな自分。
②研究室(等の職場)にいるときの、引っ込み思案で寡黙、でも仕事にはひたむきな自分。
③教会にいるときや、親友と接している時の、明るく自然体な自分。
④サークルの人と接している時の、おだやかかつ冷静な自分。


ただ、『人間=性悪な動物』という人間観と、
他人の心の機微には 神経質なくせ、部屋の片付けには大雑把なこと、
そして常に巨大な『激情(火山の冬をおこすほどの)と憎悪のマグマ溜まり』が心のうちで浮き沈んでいること

は、どの人格のときでも変わらないようだ。(あ、キレた時の自分も一つの人格か。)
マグマは①と②の人格の時に比較的表面近くに出て、③と④の時は奥深くに沈んでいるみたいだが。

主人格は②だと思うが、医療人としての人格に一番相応しい自分の人格は何だろう。
僕自身は④の『おだやかで冷静に、相手の感情や意見をきちんと聞ける自分』が一番ふさわしいのではないかと思っている。
これを理想の医療人の人格として発達させる場合、

『おだやかに他人の話を聞き、必死に他人の思いを理解し共感しようとする自分』

という形で発展させていけばよいのではないか。
僕はついつい相手が機嫌を損ねると動じやすいが、なるべく相手の意見をきちんと聞いて、それをかみわけいることを相手に自然に伝わせたいとは思っている。
そして少しでも理想である、『どんな患者にも心の波長を合わせられ、患者さんに信頼される医療人』を目指したいと思っている。

ちなみに今はネットがあり、複数の人格を演じ分けるのが簡単になって来ているね。
僕も『大河ドラマ感想』を語るときと『銀魂感想』を語るときとではしゃべり口調がまるで違うし。
(オピニオンでは④の人格が強く出ていることを祈る。)

『あいつは裏表がある』『あいつは二重人格だ』だなんてよく言われているけれど、
社会で生きていくには、建前と本音を使い分けること、
状況に応じて複数の人格を演じ分けることが
必要なのだと改めて感じるこの頃。


P.S.
鉄腕アトムの『地上最大のロボット』をもとに浦沢直樹氏が描いた漫画『PLUTO』。
ロボットが限りなく人間に近付いた世界観で、
登場する天馬博士は、アトムのような超高性能ロボットを上回る『最高の人工知能を備えたロボット』を作る際、
『60億の人格・ありとあらゆる選択と可能性』を分析してプログラミングし、桁違いの情報量を持たせた。
浦沢直樹『PLUTO』 天馬博士と最高の人工知能


ところがその結果、そのロボットは複数の人格を使い分けることが可能になり、
さらに嘘をつくこと(人工知能そのものをも欺いて解離性障害に)、人間を殺すことまで覚えてしまう。
そのロボットはさらに人間に近付いたともとれるが、それゆえに知能犯として恐るべき仕事をやってのけて・・・。


逆を言えば複数の人格を演じ分け、人を欺き危害を加えるのが人間であるとでもいおうか。
この、最高の人工知能を持ったロボット『ゴジ』の所業は是非とも漫画で見てもらいたかったリ。
最高の人工知能を備えたロボット『ゴジ』



今回のおまけ
すみません、再掲載です。
星新一ショートショート『常識』他二本
主人公の隠れた人格が、ドッペルゲンガーという形で次々と分離。
元に戻った時に選ばれた人格は・・・・?
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【 2011/02/10 23:28 】

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