前回以来、信長に父の影を重ね合わせた江。
そこは茶々や初とは違うところか。 いつもいつも、信長を毛嫌いする初と、慕う江のケンカが出るのはほほえましいというか。 とはいえ上野樹里、ちと演技がかたいぞ。 当時江は6歳だから、役作りが難しいということもあるんだろうけど。 それはさておき、信長の命で家康は、自分の妻と息子を殺す。 またまた尊敬する伯父に疑問が出来た江、安土まで押し掛けることに・・・。 このあたりは無邪気さからくるのだろう。幸か不幸か。 ところが、聞こうとしてもルイスに会わせられたり、千宗易に会わせられたり、おねに会わせられたり、はぐらかされてばかり。 信長はもしや、返答に困っていたのではないかと勝手に推測する。 森兄弟のような側近(+衆道相手)にも本音を打ち明けていなかったわけで。 ともあれ確かに『自分以外信用できる相手がいない、兄弟であろうと容赦なく排除しなければならない』というのは確かだろうけれど。 ともあれ、相手に合わせて強硬な手段をとったり、懐柔策をとったりする判断力はあったようだ。 ところで、信長はおねと同じく、秀吉の浮気症には困っていたらしい。この時は秀吉を禿鼠と呼んでいたのも史実だし。(実際は直接面会したわけでなく、書状ですませていた) もともと秀吉は淀殿を含めて100人以上側室をかこっていたそうだから。 (ただし、ほとんどの間で子供はできておらず、秀吉に子が出来にくい体質だったと推する人もいる。) ここでも、合理的というか従来の発想にとらわれない信長の気性がうかがえる。 後に秀吉や家康が禁止することになるキリスト教もあっさり受け入れているし。 だからこそ、宗易が言うように『孤独』だったのだろう。 ともあれ今回のドラマではうまく表現できたかどうか。 江が理解できたともちょっと思えない。 P.S. 明智光秀のあだ名『キンカン頭』 正確には『キンカ頭』と言って、『禿頭』の意味だとか。 『禿』は『光』の下の部分と『秀』の上の部分を組み合わせてできる字で、信長の洒落という説もあります。 今回のおまけ GOGOお江!
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