「世の中なんて建前ばかりだよ。
だからみんな相手の本音を知りたがる。 でもな、みんながみんな本音で生きていたら、世の中立ち行かねえんだよ。 人間は弱いから、『人のものを盗まないようにしましょう』とか、『人殺しをしないようにしましょう』と法律を作っている。 大人だって弱いんだよ。 だから必死で建前を作って、自分の緩んだ気持ちと折り合いをつけるようにしているんだよ。」 これはドラマ『弁護士のくず』で、主人公・弁護士のくずが不良少女に言っている言葉です。 その不良少女は 「大人と言うのは建前ばかり立派で、いい人っぽく取り繕っているけど、本音は悪意で満ちている。偽善者として生きるよりは、自分の欲望の赴くまま生きていたほうがいい」 と、売春と恐喝を繰り返していたのです。 その少女に対して、くずは 「じゃあ、俺は今すぐお前を犯したい、それが本音だがいいか?」 と言って、嫌がるのを確かめます。 ツタヤカードは年に1回更新する必要があるのですが、更新時に旧作を無料でレンタルできます。 僕がその時に借りたのが、ドラマ『弁護士のくず』です。 ![]() ![]() にほんブログ村 ![]() ![]() ドラマQ 弁護士のくずは、『ビッグコミックオリジナル』に連載されています。 僕が『三丁目の夕日』を読んだあと、ついでにと言う感じで読んでみたのですが、これが面白い面白い。 (ちなみに最初に読んだのは『蚕食弁護士』の話です。盗作した云々と言う話がありますが) そこで僕は、祖母にも知ってもらおうと思って、DVDを借りてきたのです。 ちなみに見せたら、祖母はものすごく気に入ってくれました。 「主人公のくずと、生真面目な新人弁護士とのコントラストがいい。 そして、くずに反発しながらも、くずに法律と人間心理について教えられ、成長していく新人弁護士に好感が持てる」 というのが、祖母のコメント。 ちなみに『弁護士のくず』には主人公が2人います。 『弁護士のくず』こと九頭元人(くず・もとひと)と、生真面目で正義感の強い新人弁護士、武田真実(原作では女性ですが、ドラマでは伊藤英明が演じています)。 ちなみに僕が好きなのは、武田真実のほうなんですね。 だってくずって態度が悪いし、セクハラ発言バンバン言うほどのあくの強い性質だし・・・。腕は立ち、的を得ていることも言っているんですけれどもね。 まあ、『弁護士のくず』は、武田の成長物語でもあります。 くずに反発しながらも、くずに助けられ、人間心理と法律について教えられて、物事の表と裏、そのまた裏を知るというストーリーです。 面白いし、法律についていろいろと知ることも出来ますよ。
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