TPP(環太平洋パートナーシップ協定)を受け入れるか否か、ちょっと党内でももめている。
毎日新聞の『マニフェスト通信簿』を調べてみると、 先の衆院選では 『米国との間で自由貿易協定(FTA)の交渉を促進し、貿易・投資の自由化を進める。その際、食の安全・安定供給、食料自給率の向上、国内農業・農村の振興などを損なうことは行わない。』 『アジア・太平洋諸国をはじめとして、世界の国々との投資・労働や知的財産など広い分野を含む経済連携協定(EPA)、自由貿易協定(FTA)の交渉を積極的に推進する。その際、食の安全・安定供給、食料自給率の向上、国内農業・農村の振興などを損なうことは行わない。』 とある。 TPPも『世界の国々との経済連携協定』に含まれているから、まあれっきとした公約ではある。 ともあれ、今の戸別所得保障では、国内農家の保護はできないだろう。 TPPに入れば、確実に打撃を受ける。 もともと『諸外国との自由貿易』と『農家の戸別所得補償』はセットになっていて、 『諸外国との自由貿易による外交促進と、国内農家の保護、この2点を両立させる』 が目的だという。 目的は正しいのだろうが、TPPや自由貿易では国内に打撃を与えるだけ。 より農家の保護を強化してから、TPPなどの自由貿易に踏み切るべきだろう。 たとえば、農協を国が直接管理し、(少なくとも法人化・・・って、もうしているかな)農作物を自由に耕作できる権利を与える一方、海外に輸出するものと国内に販売するものとに分けて、価格を調整するとか。 こうすれば、農家の保護にもなるし、自由貿易下での諸外国との競争の作戦にもなると思う。 (もちろん、上から一方的に決めるのではなくて、農協の代表者や民間識者の合議制で) これは一例だが、TPP、国内農業の保護、2つに1つではなくて、『第三の道』がある気がするのだ。 官民そろって知恵を絞らないと実行に移せない気がするが。 それがみつかるまで、国内の農業保護を第一とすべきだろう。 朝日も毎日も読売も、TPPへの加入を奨めているが、ちょっといただけない。 自分の意見が正しいとは思っていないし、便所の落書きで出来ることは高が知れてるとは分かってる。 でも自分の人生と同じで、手探りで答えを見つけださないといけない気がする。 僕らはきっと暗闇の 腕(かいな)から生まれてきた 叶わぬ恋をするように 光へと彷徨(さまよ)ってゆく どこまでも果てしのない この道を 帰る術(すべ)はない 今回のおまけ音楽『荒野流転』の曲だけど、まさに自分もこんなイメージで道を歩いている気がする。 今回のおまけ 荒野流転(by FictionJunction YUUKA ) もともとは『幕末機関説 ~いろはにほへと~』の主題歌だけど、今回の映像は銀魂です。
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いつも拝見しております。 日本創新党臨時党大会に行ってきました(往復1万7千円で新幹線使って)。Twitterでリアルタイムレポートをやったのですが見ていただけましたでしょうか?http://twitter.com/#!/sammyclickpress 臨時党大会では私が代表幹事の中田宏氏に、「私のブログには党の許可を得てバナーを貼っているが、これはむしろ党がお願いして国民に貼ってもらうようにするべきである。早急にご対応下さい。」と提言したのに対して、 中田氏は「良く分かりました。すぐにやります。」と仰っておりました。当然初回党大会の議事録にも載ることでしょう。もし、日本創新党の理念を受け入れていただけるのであれば、私と同様にバナーを掲示していただけませんでしょうか。 よろしく御願いいたします。 日本創新党(http://www.nippon-soushin.jp/) もちろん議席が無いので政党ではありませんが、、、。
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日本創新党の理念がちょっと読めないので、判断保留ということでいいでしょうか。 (kojitakenさんは中田氏を新自由主義者と批判していましたが・・・。) ![]() |
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