暗殺の足音 ~龍馬伝・いろは丸事件~
海援隊が所有していたいろは丸が沈没し、紀州徳川藩に賠償金の請求を始めようと考えた龍馬。
沈没のシーンはCGで描かれていたけれど、まあ、嘘くさいけど妥当な手段ではある。
船が真っ二つに割れて沈没というのはね。

ともあれ、本当発想がぶっ飛んでいるって龍馬。
一介の下士が恐れ多くも徳川御三家の紀州藩に情報公開と損害賠償請求をしてくるとは。
当時は欧米の思想も入って来ていたとはいえ、とても普通の人間ではついていけない発想だっただろうに。
岩崎弥太郎や陸奥陽之助をはじめ、実力と自負をもった人間が多かったからだろうけれど。
しかもこれを利用して『土佐藩の名を知らしめ、大政奉還の原動力にする』って・・・。
もう岡本太郎の発想だよ。

そして幕府の裁断をあおぐというのが当時の発想だったのに。
獄以愛憎決(獄は愛憎を以て決す)という弥太郎の教訓がわかっていたからこそ、それよりも大きい国際法という方で決めようと考えたのがすごい。
ともあれ、なんじゃらほいという人が多かったはず。
外国人を呼んできたのがまた意外というか。(交渉力と輸送力があるからこそなんだけど。)

国際法を利用して八万三千両の賠償金を払わせることに成功した龍馬。
しかし、紀州藩の高官に暗殺されかける憂き目にあう。
人間は弱く、つまらぬもの。
人間が感情の動物である限り、理論で負けても納得がいかないのが人間。
紀州藩からは確実に目をつけられたのは確か。

大政奉還の交渉で薩長とも意見が違ってきて、薩長からも目をつけられるわけだ。
いつの時代も自分と意見が正反対だと、人は相手を憎むもの。
龍馬はあまりにも周りの人間と考え方が違い過ぎ、あまりにも多くの人間を敵に回し過ぎた。
晩年は文字通りの四面楚歌になっており、
ある意味、暗殺されるべくして暗殺されたのかも。


P.S.相変わらず大言壮語を吐く弥太郎。
ともあれ、しくじったら首が飛ぶというときの震えっぷりはまた人間くさい。
紀州藩との交渉で強気になるのはなぜだ。

今回のおまけ
龍馬伝 - 佐藤直紀 [音声非圧縮の超高音質版 OP
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【 2010/10/17 23:49 】

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