きっこさんのブログ石のCMと玉のCM()
を読んでみると、どうもきっこさんは加藤清史郎君が嫌いらしい。 うちの家族は天地人以来、彼を子供店長として気に入っているのになあ。 まあ、それはおいといて。 新聞やテレビはもとより、今ではネットでも情報が飛び交うようになった。 ちなみに、大学に入ってから新聞を複数読むことは、今も続けている。 ただ惜しむらくは、研究室近くの図書館に産経新聞がないことなんですがね。 どうしても時間がないときは、実験の合間にネットで『あらたにす』を開き、朝日や読売の社説を読むようにしている。 便利な世の中になったものである。 これだけネットなどで星の数ほど情報が飛び交っても、僕はテレビや新聞からの情報を信頼している。 どちらかといえば新聞だけれど。 ネットの情報はデマも多いし、便所の落書きだとすぐ分かる情報も多すぎる。 ところで、去年のリーマン・ショック直前、アメリカ経済は右肩上がりだという人が多かったという。 とある経済セミナーにおいては、こんなことがあったんだとか。 『これから先、アメリカ経済はさらに発展していく』という公演の時に、聴衆は拍手喝さいを送る一方、 『必ずリーマンショックが起き、経済は破綻する』という公演のときには聴衆は真面目に聞いていなかった。 僕は『聞かなかった』のではなく『聞けなかった』のだと思う。 誰も破たんが起こるなんて思いたくないものだし。 たとえその予兆が散らばっていたとしても。 人間は自分にとって都合のいい情報をよく覚えている一方、 都合の悪い情報は割引いて見る。 つまるところ、自分自身を欺き、偏った情報の取捨選択をするのである。 これを解決するためには、やはり情報をなるべく多く取り入れ、様々な意見を知った上で自分なりに判断するしかない気がする。 (ただし、ネットでは過激な意見も多いので却下した方がいい) たとえば、複数新聞を読んでみるとか、テレビだったら討論番組を聞いてみるとか・・・・。 (ちなみに石破茂氏は、産経系の『正論』等を進めているものの、日本共産党の機関紙『前衛』『赤旗』までしっかりと読み、時には岩波系の『世界』にも論文を載せている。 このやり方は賢明かもしれない。) 『情報化社会も、ひょっとしたらタヌキに化かされているだけの世界かもしれませんよ。 オーッホッホッホ・・・。』 笑ゥせぇるすまんでこんなモノローグが流れていたけれど、 人にはもちろん、自分の中にもタヌキが潜んでいることを自覚したほうがいいよね。 ある意味、自分のタヌキがいちばんしつこいかもしれないし。 今回のおまけ 星新一ショートショート『宣伝の時代』
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