うちの親、最近、プチ健康ブームにはまっています。
![]() ![]() にほんブログ村 ![]() ![]() ドラマQ 最近重宝している本は、 『病気にならない生き方』(新谷弘美著 胃腸内視鏡学の権威) 『がんの芽をつむにんじんジュース健康法―末期がんを克服した医師が教える 』(星野仁彦著) で、それに影響されて人参ジュースを作ったり、「牛乳を飲むのはやめたほうがいい」「カルシウムを取るには豆乳がいい」と言ったりしています。 勿論、ある程度健康に気を配ることはいいことだと思うのです。 糖質や脂質ばかりの食事は、栄養が偏るので避けたほうがいいと思いますし、ビタミンやミネラルをバランスよく取ったほうが、健康にはよいでしょう。 老人や不治の病にかかった人たちが、さまざまな食事療法や運動療法を手探りで調べ、行うのもよく分かります。 皆、死ぬことは怖いものですから。 しかし、うちの親のように健康な人が、本の内容を真に受けて豆乳を買ってきたり、その豆乳中の成分を見て、「ナトリウムがこれだけ入ってるんだ」と言ったり、一喜一憂する様は・・・・分からなくはないのですが・・・・浅ましいというか何と言うか・・・。(僕も昔はそうだったんですけどね。) 随分以前、「米を食べると馬鹿になる」といわれた時代がありました。 慶応医学部の大脳生理学の権威と呼ばれた林 髞教授がその説を出し、それを防ぐために『頭脳パン』を提唱しました。 これは、脳の働きに重要であるビタミンB1を増やしたパンなのですが、ビタミンB1は玄米や胚芽米にも多く含まれているのが事実なのです。 この説を小麦食品業界がのっとり、『米を食べると馬鹿になる』と宣伝し、頭脳パンを売り出したといわれています。 農業・健康・医療(それに環境問題も)は、密接につながりあっているのですが、そこに人間の欲望が絡むことの厄介さをつくづく感じます。 それは金銭欲や名誉欲だけではなくて、人間の『いつまでも健康でありたい』『いつまでも生きていたい』も含めて、です。 そうした中では、一人一人が確固とした健康観や食事観、そして人生観を持って生きるしかないと思うのですよ。 そして何より、こだわらないことが一番大事ですね。 ちなみに僕はまだ21歳ですし、暫くは今の食生活でいいと思います。 大学でも栄養について少し学んでいますし、栄養を考えた食事を毎日とって、でもたまにはジャンクフードの類も食べて、適度に運動もして。 ちなみに、牛乳はこれからも飲み続けようと思います。 栄養云々の問題は関係なく、いい嗜好品ですし。 ま、月並みな結論ですけどね。
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