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遺伝病の謎
遺伝子の変異によって起きる病気に、次の2つがあります。

ワーナー症候群
ブルーム症候群


前者は『早期老化症』の1つ。
30歳前後から、一般の人と比べて倍の速さで老化が進む。
後者は紫外線に弱くなる病気。
紫外線に当たると皮膚が赤くなり、肺の病気や糖尿病にかかりやすくなる病気です。

この2つの症状は、どちらも遺伝子の変異によって『DNAヘリカーゼ』と言う酵素がうまく作れなくなることによります。
DNAヘリカーゼはDNAの二重螺旋を解く酵素です。
細胞分裂をするとき、一本のDNAも2本にする必要があるのですが、まず最初にDNAの二重螺旋が解かれないといけません。
DNAヘリカーゼはその時に働きます。

すこし話を飛ばします。
細胞が分裂出来る回数は決まっていて、その指標になるのがDNAの両端にある『テロメア』という部分。
テロメアにはDNA同士がくっつかないようにする特殊なたんぱく質がついているのですが、細胞分裂のたびに短くなります。
そして、ブルーム症候群とウェルナー症候群で働かなくなるDNAヘリカーゼは、そのたんぱく質に働くと言われています。(^^)
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僕の推測では、おそらくDNAヘリカーゼが働かなくなることで、テロメアがうまく解けなくなり、分裂した細胞のテロメアが普通の人以上に短くなってしまう。
そしてテロメアが早く短くなることで細胞分裂が出来なくなり、老化が早く来るのだと思います。

・・・てな具合の仮説。
僕は院に進学したら、ブルームやワーナーの病体のメカニズムについて調べるのですが、仮説としてはこんなものかと。
こうやって仮説を立て、実験して、結果から考察していく。
研究者の鉄則ですね。


ところで、ガリレオのDVDは第2巻まで見ました。
第4話のゲストキャラである香取慎吾は怖かった。
人格的な大学院生を装ってはいるが、恐るべき凶器を開発し、その効果を実証するためなら人命をも軽く見る、典型的マッドサイエンティスト!
湯川先生がどのように手を打つのかと言うと・・・。
かたや第6話のゲストは堀北。
何だか悲劇の巫女キャラがすっかり板についてる・・・。(~_~;)
もう少しはじけキャラや知能犯を演じてもいいような気がするけれど。
綾瀬はるかもそういうイメージがあったけれど、『干物女』でコミカルな役を演じているし、三田に後期の映画にも出ているし。
20歳を迎えた今が分岐点かも。

今回のおまけ。
クレヨンしんちゃん「草野球のトックンだゾ」
最近ばかばかしいのを載せてなかったので、載せますね。
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テーマ:難病 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

【 2008/11/14 23:26 】

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