トムソーヤーが飛ぶそうやー。
小学生の頃、こんな駄洒落が流行っていました。 CBTの受験票がなくなって、捜しているときに偶然、新潮文庫版『トム・ソーヤーの冒険』を見つけました。 中学校の読書感想文の課題として、先生に無理やり買わされたもの。 ![]() 久々に読んでみると面白い。 短く、歯切れのよい文章でさくさく進んでいますよ。 思えば腐れ縁だな。 小学生の頃は『子供向けトムソーヤーの冒険』を親に無理やり読まされ、次は先生と来た。 とは言え、無理やり読まされた本が、後の愛読書になったりするとは。 ![]() (ちなみに今のところは、トムがベッキーにふられてやけになり、ハックとジョーと一緒に海賊になろうとたくらんでいるところまで読んでいます。) ![]() ![]() にほんブログ村 ![]() ![]() ドラマQ そういえば、評論家の小谷野敦氏は、『八犬伝綺想』でマークトウェインと滝沢馬琴を比較していたな。 共通点として次のことがあるって。 ・共に貧乏家庭から身を起こした。 ・痛快冒険活劇に見せた『母への回帰の物語』を作り上げた(八犬伝、トムソーヤーの冒険) ・家庭がうまくいかなかった。 とはいえ、八犬伝はトムソーヤーの冒険と違って、『倒すべき悪』はないからな。 トムソーヤーの場合、後半は殺人犯のインジャン・ジョーに付け狙われることになるんだけれど。 それに、トムの場合、ラストは『海賊ではなく山賊を目指す』という夢を持つことに。 里見家の家老になった八犬士に比べると、なんともスケールのちっちゃいこと。 ![]() ま、それが子供らしい夢であり、腕白坊主のトムソーヤーの結論と言えるのかもね。 善悪に関係がないのがほほえましい。 ![]() 今回のおまけ THE 八犬伝 主題歌『雨が3日続くと』
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