医療用語を患者さんによりわかりやすくしよう。という考えが出てきている。
TBS系番組『朝ズバッ!』のめくり斬りで、みのもんたも取り上げていたようです。 ![]() ![]() にほんブログ村 ![]() ![]() ドラマQ 僕も大学1年の頃、医療用語を覚えるのに苦労しました。 『インフォームドコンセント』 『コンプライアンス』 『セカンドオピニオン』 『パターナリズム』 等など。 何も横文字にしなくても。 僕らもいずれは医療人として働くわけで、何かわかりやすい言葉はないかと捜しています。 ちなみに、『インフォームドコンセント』は「患者さんに広める」という結論に達したとか。 大事ではあるけれども、『患者さんとの合意』という言葉で言い換えられないものかねえ。 僕はこの単語の意味を覚えるのに神経すり減らしたし。 人々にわかりやすく伝えると言うのは大事なこと。 それは医療に限りません。 例えば思想。 たったいまデカンショの本を読んでいると先日書きましたが、デカルトの方がわかりやすく感じます。 例えばカントは『人倫』『形而上学』など、わからないことばがうじゃうじゃ。 ニーチェの『ツァラトストラ』は物語調になっているけれど、注でニーチェの思想に関してきめ細かく述べられているから、結構わかりやすいのではないかと思うのです。 榊原英資氏の『進歩主義からの訣別』も読むのに苦労しています。 『アプレゲール知識人』『パラダイム』など、分からない言葉がわんさか。 ミスター円の著書ってみんなこんなのかねえ。 同じ経済のスペシャリストでも堺屋太一氏(作家・元経済企画庁長官。『団塊の世代』という言葉の生みの親。)のほうが分かりやすかったです。(彼の本をはじめて読んだとき、まだ小学生でしたが) 本来日本語に出来るものを横文字にするのは得策じゃない。人々を敬遠させてしまうような気がします。 思想で最後にものを言うのは影響力で、どれだけ多くの人々に影響したかが勝負ですから、それは自己満足にしか思えないような気がするんです。 医療用語ならば、自分の体の問題ですから、難しくても必死に覚えようとするでしょうけれど。でもやっぱり、人々に親切とはいえないな。 (余談ですが、雨宮処凛さんが、『プレカリアート(職場の定まらないプロレタリア)』という言葉を出していますけれど、コレももう少し分かりやすい言葉したほうが、より多くの人々に広まるのではないかと思う。あるいは普通に『プロレタリア(労働者)』でもいいと思うし。) ちなみにいわゆる『ネット用語』もマイナス。 『電波系(妄想癖のある人)』『DQN(人をののしるときに使う)』なども、一般の人々が聞いてもまず分からない。 ま、仲間同士で楽しむにはいいと思うけれど。 どこの世界に行っても、人々に分かりやすい言葉は大事ですね。 日本語をなるべく使うことはその第1なのではないかと言う気がするんです。 僕のブログは、日々の生活からドラマの感想までばらばらなんですけれども、なるべく日本語を使い横文字は最低限(子供からお年寄りまで分かるもの)の量で済ませ、誰にでもわかるブログを作っていきたいです。 最も文章も小学生並み、と言われるとそれまでですけれど。(~_~;) 今回のおまけ 今日はちょっと堅い話になってしまったので、タカアンドトシの漫才の動画を載せます。 どうぞ笑って、心を癒してください。
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