本物のエルムは10年前に死んだ状態でずっと保管され、人造人間のエルムはほかの未成年の死体を集めて作ったキメラ型人造人間。イレギュラーにして完成度も低い。
そんな中、人造人間エルム(以下『7(ズィーベン)』)が目覚め、人間のエルムと対面する。 子供のように無邪気でアホの子である7は、寝ているあいだずっと人間のエルムと話していたという。 人間のエルムは、やはりアシュヒトと会いたがっていたらしい。 アシュヒト自身が人間のエルムと会いたがっている以上は自分の負け、と自分の役割を終えたとさとる7。 泣きながら言う姿がなんとも健気。 ゲバルトもまたお役御免と7を破壊しようとするが・・・。 アシュヒトは感じ取っていた。 虚無から作られた7は人格も記憶も最初からなかったけど、アシュヒトとの10年間の付き合いが、アホだけど、純粋で元気な性格に育て上げたこと。 そして今の自分には、7が良き相棒で恋人であり、10年前のエルムを受け入れる余地がないということを悟る。 そしてアシュヒトの決断は・・・ 装置の破壊!! それによって、ダリアもエルムも消滅していく。 それは彼にとって、過去との決別でもあったわけね。 あくまで彼は7と共に生きていくと。 でもそうなるとヒューリーとの約束はどうなるのかということになるな。 ヒューリーは『7は最後に殺す』と言っていたけど、もう死人蘇生は不可能と分かったわけだし。 彼と直接対決ということになるのだろうか。 しかしピーベリーの立場がないなあ。彼女がいなくてもほかの人がゲバルトに復習しているわけで。 一方、ゲバルトもエデンの崩壊で揺らぐ・・・と思いきや、 自分なりの力でエデンを作り出そうとする彼。 まずはアシュヒトに襲い掛かるわけだけど、ひょっとして人造人間にするつもりか? まさに『人造人間に関わるのは悪人か狂人のどちらか』というわけか。 ジョン=ドゥやアバーライン・死体卿の出番がないけど、もしかしてゴタゴタしてる?
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区切りの50話目を迎えた『エンバーミング』。
少年ジャンプでは『ワールドトリガー』が50話に到達したばかり。
あちらは連載1周年で、こちらは…足掛け何年でしたっけ(^^;;)
クライマックス一直線の第50話感想です(以下ネタバレ注意) たらさいと【 2014/03/07 23:22 】
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