fc2ブログ

それぞれの痛み ~八重の桜・私たちの子ども感想~
西南戦争が終わり、世の中の不満は武力ではなく言論でという風潮になりかけていたこの頃。
同志社女学校の生徒たちの間ではやっぱり不満もあったけど、少しずつお互いを理解しかけていた。

僕はコミュニケーションが苦手だから、そういうことがあるのはとても良いことだなと思ってる。
ともあれ外国人女性教師には不満なようで。
やっぱり芸は身を助けるというか、ここは新島八重(綾瀬はるか)の武道がきいたねえ。

お互いに理解できないのは、八重とリツ(大後寿々花)もそうか。
困惑する八重だけど、やっぱり共に支え合うパートナーがいるといいねえ。
新島襄(オダギリジョー)はいいパートナーとして立っているようだけど。

さて、陸軍卿に仕官した山川浩(玉山鉄二)はそこそこの階級まで出世したようだけど。
どうやらやはり『戊辰の復讐』として西郷軍と戦い、会津を滅ぼした西郷を倒したつもりでいるらしい。
どうなんであろう。

リツは自分の父が、八重の鉄砲にうたれて死亡していると知っており、最初はそれと病気もあってなかなか前向きになれない。
というより結核は当時としては不治の病だったからねえ。
弱るのも当然だけど、八重の叱咤もわかる気がする。
同じ苦しみを味わった関係だからねえ。
(しかし結核は移る可能性が高いから、本当に命がけの看病だわ・・・。)
『私たちのこども』という襄の言葉が重い。

八重はリツに素直に自分の思いを告げる。
薩摩も会津も、お互いに自分たちの思いを告げて闘っていった。
お互いいがみ合う中だけど、理解することもできる。
それが人間なのかもしれない。

そして療養のために故郷にかえるリツ。
男子生徒にとっては印象的だったらしいねえ。
そのなかで、洗礼を受けることになる佐久(風吹ジュン
やっぱり八重がいたから彼女もついていきたいと考えるようになったけど、
僕は・・・ついていかせる人なんているんだろうか。


関連記事
スポンサーサイト



ブログパーツ アクセスランキング

にほんブログ村 テレビブログ 大河ドラマ・時代劇へ
にほんブログ村



ブログランキング

ドラマQ

テーマ:大河ドラマ 八重の桜 - ジャンル:テレビ・ラジオ

【 2013/09/29 20:44 】

| 大河ドラマ 八重の桜 感想 | コメント(0) | トラックバック(8) |
<<宇都宮・日光・鬼怒川温泉2 | ホーム | 宇都宮・日光・鬼怒川 ~とはいっても温泉はいささか苦手だったりする~>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://ranmaspirit0518.blog82.fc2.com/tb.php/1395-f48e825a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
【八重の桜】第39回 「私たちの子ども」感想
八重(綾瀬はるか)と襄(オダギリジョー)の念願がかない、同志社女学校が誕生した。 喜びもつかの間、薩摩出身の女学生リツ(大後寿々花)が結核にかかる。 八重は献身的に看病にあたるが、リツは八重の看護を頑なに拒む。 リツは、父を会津戦争で亡くしていたのだ。 八重は、戦争で人を撃った自分の過去を責めて沈みながらも、あきらめずにリツを看護し続ける。 (「Yahoo!TV」より引用)... ドラマ@見取り八段・実0段【 2013/09/29 20:55 】
『八重の桜』第39回
私たちの子ども 悠雅的生活【 2013/09/29 21:09 】
「八重の桜」 第39回、私たちの子ども
大河ドラマ「八重の桜」。第39回、私たちの子ども。 同志社は家族のような学校ということで、生徒達は子供も同然ってことか。 そんなホームドラマです。 センゴク雑記【 2013/09/29 21:48 】
NHK大河ドラマ「八重の桜」第39回「私たちの子ども」
あの会津戦争からはや十年、十年一昔と申しますがどうですこの変わり様。チョンマゲも刀もなくなって、帽子なんか被っちゃって、偉い人は髭だらけだし、おまけに陸蒸気!私がもしこの時代に生きていたら、この変化にはついて行けて無かったような気がいたします。そんな中、女子学校建設と言うある意味時代の最先端の改革者夫婦の目指す物は生徒は我が子、つまりスクールイズファミリーのマイホームだかんね~。 真田のよもやま話【 2013/09/29 23:42 】
大河ドラマ「八重の桜」第39回
看病… 詳細レビューはφ(.. ) http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201309290002/ 【送料無料】八重の桜・襄の梅 [ 本井康博 ]価格:1,995円(税込、送料込) 日々“是”精進! ver.F【 2013/09/30 05:26 】
八重の桜 第39回 「私たちの子ども」
八重に身内を殺された薩摩の女生徒リツが八重を責める。 八重はその批判を真っ向から受け、 元気にならないと仕返しもできないぞと病弱な彼女の看護をし、 その優しさに触れたリツは、 次第に心を開き、 生徒達の間にも温和な空気が流れるのでした。 …て、 大河ドラマは虚構ですから、 現実と違うと言うのも野暮なんですけど、... 青いblog【 2013/09/30 15:38 】
八重の桜 第39回
念願の同志社女学校が誕生し、活きの良い女学生たちが入ってきた。 しかしその中にいた薩摩出身のリツという学生が結核に罹ってしまう。 リツは会津戦争で父を失くしたため、会津 ... 宴の痕【 2013/09/30 23:03 】
八重の桜 第39回 「私たちの子ども」 親のカタキが親になり
同志社女学校 が誕生したものの、女生徒たちは、もっと学問がしたいと意気盛ん。この女生徒たち、昔の八重さんにそっくりですよね。そんな彼女たちに、薙刀を教えだした八重さん、さすが、昔とった杵柄です! 風のうわさ【 2013/09/30 23:51 】
| ホーム |