和月伸宏の『エンバーミング The Another Tale Of Frankenstein』を今月号で初めて読んでみた。
8体の人造人間が詳しく書かれていて、初めて読む人にもわかりやすかった。 9人の人造人間(フランケンシュタイン)の織り成す群像劇だけど、『るろうに剣心』の般若や八ツ目といった『フリークス(奇人・変人)』を発展させてメインにした感じか。 作者和月は結構そういうあたりに趣味があると思われる。(まあ彼の好きなアメコミにもフリークスは多いからねえ。) 舞台が外国だけあって登場人物が片仮名の名前が多かったこともあり、ちょっと主要人物の名前を覚えるのに苦労した。 一番気にいったのは7番目の人造人間でヒロインのエルム=L=レネゲイドかな。 ホラー作品でもあるこの作品では雰囲気を明るく盛り上げてくれる存在でもあるし。 (ちなみに皮膚特化型人造人間で爪が武器ってことは・・・皮膚に傷を受けてもすぐさま回復する、回復力と防御力に優れた人造人間と言うことかあ。) そしてジョン=ドゥ。 6番目の人造人間にして、かつてフランケンシュタイン博士が作った最初の人造人間、と言うことらしい。 一本気で血の気が多いあたり、左之助にも似ていると思うけどね。 彼に謎が詰まっていそう。 それから宿敵・死体卿ことトート=シャッテン(機能特化型の8番目の人造人間)。 何やら世界を人造人間で埋め尽くそうという考えがあるみたいだが・・・。 和月先生の分類でいえば『敵役』か。 その力はどこまである? 9番目の人造人間・ヒューリー=フラットライナーはいまだに前線に出ていないけれど、クライマックスで活躍する?
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8月5日は『エンバーミング』のゴスロリ天使エルムの誕生日!
去年の誕生日は(『るろうに剣心-キネマ版-』連載中で)休載していた『エンバーミング』ですが、今月号より連載再開... たらさいと【 2013/08/11 01:13 】
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