いよいよ鳥羽・伏見の戦いが勃発する。
王政復古の大号令の後、最初は慶喜は怒って鳥羽伏見の戦いに臨んだものの、錦の御旗の前に朝敵となることを恐れ、江戸へ下ってひたすら恭順の姿勢を貫く・・・というのが通説。 一方でこの時には既に大阪へ下ることを決意していたというのがドラマの慶喜。 沈毅と呼ばれている一方、二枚舌も目立つ慶喜だから、何を考えているか本当にわかりゃしない。 一方で戦の匂いを感じ取り、戦勝祈願を祈る女衆。 八重が気丈なのは、やはり主人公だからか。 この当時の歌は武家の教養の証と言われていたからね。 照姫がやってきたのに遅れてきた竹子は素早く歌を詠む。 文武両道の面が伺えますなあ。 八重の詠んだ歌は、 父兄の をしへたまひし 筒弓に 会津心の 弾や篭めなん いかにも銃の製作を得意とする八重らしい歌ではある。 そのあたりが会津戦争の精神として生かされるのかも。 慶喜は諸外国に、引き続き外交は徳川が続けると公言。 その動きを西郷と大久保は、どうにかしないといけないと考え始める。 そこで浪士たちに江戸に暴れてもらう。 近年ダーティーに描かれる西郷だけど、今回は幕府側の視点から描かれているから余計にそれが強調されてる。 勝も西郷に火をつけたことを後悔していたようで・・・。(記録では『さほどの人物ではないが、時勢に乗って出世した』とも『不世出の人物』として評価していたとも言われているけれど) 薩摩の江戸での挑発行為により、周りの討薩の気運は高まり、ついに鳥羽・伏見の戦いは始まる。 250年の太平になれた旧幕府軍の気概がなかったとも言われているが、鳥羽・伏見の戦いの敗北は、どうやら倒幕派が重火器を多く所持していたことに原因するらしい。 八重の弟・三郎はこの時に銃を持参し、上官に褒められ諭される。 正直一番誇りの時に違いない。すぐに破滅が待っているとも知らずに。 既に覚馬の視力はかなり衰えているようで 会津を止めようとするも逆に薩摩に捕らえれる。 もはや止めるものは何もなく ここから転落の始まりが起こる。
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