平清盛とたもとを分かつことになった家盛。
摂関家に見せた舞で、内大臣の頼長に気に入られ、昇進・・・というのは見せかけか。 家柄重視の頼長は、清盛をけん制するつもりで家盛を取り込むつもりだったのだろう。 家盛の急死は、正直平家にとっては幸いだったのかもしれない。 老獪な政治的駆け引きが出世の糸口になっていた平安貴族。 天皇に気に入られるためには、人間のドロドロした情念を見抜く必要があったのだろう。 だから政略結婚で天皇の血縁者となり、天皇の心をつかもうとした。 いっぽうで政敵には様々な牽制と失点への責め立てがポイントだった。 頼長は、正室の子であるというのもそうだったが、粋で舞いが上手いというのも評価していたのだろう。 一方、いまだに謹慎状態の清盛。 けだるげな時忠、いまだに楽して出世しようと考える・・・人間くさいというのかねえ。 家盛は頼長に取り立てられ、自分の本性をえぐられていく・・・。 嫡男でありながら出世できない・・・。 そこをつけいられた結果、どうなるか・・・。 他の兄弟は、総じて家盛を推するようだが・・・清盛は面白くないようで・・。 当然だよなあ。 長幼の序とか、嫡男とかいわれるけど、当時は嫡子が正当な継承者になるわけだからね。 もちろん頼長は家盛を利用しただけだけだった。 藤原頼長は男色家(つまりホモ)として知られてるけれど、当時としては衆道は当たり前だったからねえ。 ともあれ日曜のゴールデンタイムで見せないでくれる? 路線がマニアックになるから。 男色相手として、随身の秦公春・秦兼任のほか、貴族では花山院忠雅・藤原為通・四条隆季、徳大寺公能、藤原家明、藤原成親(鹿ヶ谷事件の首謀者)、源成雅の名が特定されている。 もしかして手籠? その気苦労もあってか、家盛は熊野で落馬し、急死する。 その中で、平氏の運命は? 平清盛(平太) … 松山ケンイチ(幼少期:前田旺志郎) 平忠正 … 豊原功補 平家盛 … 大東駿介 平頼盛 … 西島隆弘 平時忠 … 森田剛 平盛国(鱸丸) … 上川隆也(幼少期:小林廉) 伊藤忠清 … 藤本隆宏 平盛康 … 佐戸井けん太 平維綱 … 尾美としのり 時子 … 深田恭子 明子 … 加藤あい 滋子(建春門院) … 成海璃子 秀子 … 海老瀬はな 須磨 … 駒塚由衣 宗子 … 和久井映見 平家貞 … 中村梅雀 平忠盛 … 中井貴一 平正盛 … 中村敦夫 源義朝 … 玉木宏 源為義 … 小日向文世 由良御前 … 田中麗奈 常盤御前 … 武井咲 鎌田通清 … 金田明夫 鎌田正清 … 趙和 源頼朝(語り) … 岡田将生 政子 … 杏 白河法皇 … 伊東四朗 舞子 … 吹石一恵 祇園女御 / 乙前 … 松田聖子 鳥羽上皇 … 三上博史 後白河天皇(雅仁親王) … 松田翔太 崇徳天皇 … 井浦新(幼少期:桑代貴明) 璋子(待賢門院) … 檀れい 堀河局 … りょう 得子( 美福門院) … 松雪泰子 御影 … 横山めぐみ 藤原忠実 … 國村隼 藤原忠通 … 堀部圭亮 藤原頼長 … 山本耕史 信西(高階通憲) … 阿部サダヲ 藤原家保 … 渡辺哲 藤原家成 … 国広富之 高階基章 … 平田満 藤原季範 … 山口良一 鬼若 … 青木崇高 西行(佐藤義清) … 藤木直人 兎丸 … 加藤浩次(幼少期:前田航基) 朧月 … 隆大介 滝次 … 河原崎建三 国松 … 白倉裕二 時松 … 内野謙太 蝉松 … 原勇弥 荒丹波 … 八田浩司 麒麟太夫 … 須加尾由二 資遠 … 真島公平
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