藤原通憲が出家して信西になった時期は1144年、7月11日。
重職につけない無力感からと言われていたが、一方で政敵・頼長は 『その才を以って顕官に居らず、すでに以って遁世せんとす。才、世に余り、世、之を尊ばず。これ、天の我国を亡すなり』 と出家を惜しんだと言われている。 後に保元の乱で対立する2人だが、それなりに認めていたというわけか。 随分とけだるげなニューフェイス、平時忠。 時子の義理の弟。 『平家にあらずんば人にあらず(原文は『一門にあらざらん者はみな人非人なるべし』)』といったと言われている。 ためか、後の世でも嫌われていたらしく、 『元々狂乱の人なり(玉葉)』 『さかしきこと好みて、たびたび流されなんどしたりし者(愚管妙)』 といわれている。 一方で政治的・行政的手腕は高かったらしく、検非違使別当として今日の治安維持にあたった時には、 『悪別当』 と呼ばれていたとか。 一方で娘を義経に嫁がせて保身を図るという、したたかな一面もあったという。 彼が亡くなった時、頼朝は 『智臣の誉あるによりて、先帝の朝、平家在世の時、諸事を補佐す。当時と雖も朝廷の為に惜しむべきか(吾妻鏡)』 と言ったという。 璋子が危篤に陥り、水仙探しを頼まれた清盛。 しぶしぶ出かける彼だが、義朝に先を越される。 人脈は向こうの方が上だということかね。 そのコンプレックスをばねにして、最後は義朝に打ち勝つわけか・・・。 それにしても移りげで、簡単に女を捨てる癖、その人が危篤になるとうろたえる鳥羽上皇。 当時としては側室を持つのは当たり前だけど、ちょっと情けない・・・。 ヤンデレでもヘタレでもあるってか。 一方、朝廷で認められた源氏・・・。 それに嫉妬する清盛。 対立は激化。 随分強引な時子へのプロポーズ。 半分八つ当たりじゃねえか。 ともあれ、むすばれてよかったね。 この時期に頼朝と宗盛が生まれるわけか・・・。 正反対の家に生まれた2人はどうなる? 平清盛(平太) … 松山ケンイチ(幼少期:前田旺志郎) 平忠正 … 豊原功補 平家盛 … 大東駿介 平頼盛 … 西島隆弘 平時忠 … 森田剛 平盛国(鱸丸) … 上川隆也(幼少期:小林廉) 伊藤忠清 … 藤本隆宏 平盛康 … 佐戸井けん太 平維綱 … 尾美としのり 時子 … 深田恭子 明子 … 加藤あい 滋子(建春門院) … 成海璃子 秀子 … 海老瀬はな 須磨 … 駒塚由衣 宗子 … 和久井映見 平家貞 … 中村梅雀 平忠盛 … 中井貴一 平正盛 … 中村敦夫 源義朝 … 玉木宏 源為義 … 小日向文世 由良御前 … 田中麗奈 常盤御前 … 武井咲 鎌田通清 … 金田明夫 鎌田正清 … 趙和 源頼朝(語り) … 岡田将生 政子 … 杏 白河法皇 … 伊東四朗 舞子 … 吹石一恵 祇園女御 / 乙前 … 松田聖子 鳥羽上皇 … 三上博史 後白河天皇(雅仁親王) … 松田翔太 崇徳天皇 … 井浦新(幼少期:桑代貴明) 璋子(待賢門院) … 檀れい 堀河局 … りょう 得子( 美福門院) … 松雪泰子 御影 … 横山めぐみ 藤原忠実 … 國村隼 藤原忠通 … 堀部圭亮 藤原頼長 … 山本耕史 信西(高階通憲) … 阿部サダヲ 藤原家保 … 渡辺哲 藤原家成 … 国広富之 高階基章 … 平田満 藤原季範 … 山口良一 西行(佐藤義清) … 藤木直人 兎丸 … 加藤浩次(幼少期:前田航基) 朧月 … 隆大介 滝次 … 河原崎建三 国松 … 白倉裕二 時松 … 内野謙太 蝉松 … 原勇弥 荒丹波 … 八田浩司 麒麟太夫 … 須加尾由二 資遠 … 真島公平 今回のおまけ 松山ケンイチ 2012年大河ドラマ「平清盛」主演発表!!
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