日本一の大天狗 ~平清盛・ふたりのはみ出し者~
後に源頼朝から、『日本一の大天狗』と評されるキレ者、後白河法皇
当時は雅仁親王という名前だったが、皇位継承争いに関わることもなく、遊興に没頭していたという。
天皇が弟だと院政が出来ないということもあった。
当時から崇徳上皇から
『即位の器ではない(愚管妙)』
と言われていた。

「イタクサタダシク御遊ビナドアリ」(『愚管抄』)
といわれている。
田楽、猿楽などが朝廷にも遊びとして入りこんでいたが、特に彼は今様(流行歌)にはまっていたという。
後年、それをまとめたのが『梁塵秘抄』で、
このドラマのテーマにもなっている
『遊びをせんとや生まれけん・・・。』
『舞え舞え蝸牛・・・。』

等がまとめられている。

「十歳余りの時から今様を愛好して、稽古を怠けることはなかった。
昼は一日中歌い暮らし、夜は一晩中歌い明かした。
声が出なくなったことは三回あり、その内二回は喉が腫れて湯や水を通すのもつらいほどだった。
待賢門院が亡くなって五十日を過ぎた頃、崇徳院が同じ御所に住むように仰せられた。あまりに近くで遠慮もあったが、今様が好きでたまらなかったので前と同じように毎夜歌った。
鳥羽殿にいた頃は五十日ほど歌い明かし、東三条殿では船に乗って人を集めて四十日余り、日の出まで毎夜音楽の遊びをした(梁塵秘抄口伝集)」


若さゆえの怖いもの知らずということもあろうか。
そこから日本一の大天狗と呼ばれる知恵がどこから来るのかはわからない。
破天荒さ、故だろうか。

赤ん坊が生まれても、逆に泣かせるという・・・。
乳父の高階通憲も苦労する・・・。

清盛には赤ん坊が生まれる。
後の重盛である。

かくの如きの時、必ず使を送られ殊に芳心(親切な心)を致されるなり」(『山槐記』)
「イミジク心ウルハシク」(『愚管抄』)、
「武勇時輩にすぐると雖も、心懆甚だ穏やかなり」(『百錬抄』)


平家物語でも平家の良心的人物として描かれる彼。
当時はまだ純真無垢な赤ん坊だが、これからが楽しみである。
今回は雅仁親王のかけ道具に使われて苦心しているけど。


親子の情も解さず、博打で子供が邪魔をすると怒る。
とらえどころのない男である。


キャスト

平清盛(平太) … 松山ケンイチ(幼少期:前田旺志郎)

平忠正 … 豊原功補
平家盛 … 大東駿介
平頼盛 … 西島隆弘
平時忠 … 森田剛
平盛国(鱸丸) … 上川隆也(幼少期:小林廉)

伊藤忠清 … 藤本隆宏
平盛康 … 佐戸井けん太
平維綱 … 尾美としのり

時子 … 深田恭子
明子 … 加藤あい
滋子(建春門院) … 成海璃子
秀子 … 海老瀬はな
須磨 … 駒塚由衣

宗子 … 和久井映見
平家貞 … 中村梅雀
平忠盛 … 中井貴一
平正盛 … 中村敦夫

源義朝 … 玉木宏
源為義 … 小日向文世
由良御前 … 田中麗奈
常盤御前 … 武井咲

鎌田通清 … 金田明夫
鎌田正清 … 趙和

源頼朝(語り) … 岡田将生

政子 … 杏

白河法皇 … 伊東四朗
舞子 … 吹石一恵
祇園女御 / 乙前 … 松田聖子

鳥羽上皇 … 三上博史
後白河天皇(雅仁親王) … 松田翔太
崇徳天皇 … 井浦新(幼少期:桑代貴明)
璋子(待賢門院) … 檀れい
堀河局 … りょう
得子( 美福門院) … 松雪泰子
御影 … 横山めぐみ

藤原忠実 … 國村隼
藤原忠通 … 堀部圭亮
藤原頼長 … 山本耕史

信西(高階通憲) … 阿部サダヲ
藤原家保 … 渡辺哲
藤原家成 … 国広富之
高階基章 … 平田満
藤原季範 … 山口良一

西行(佐藤義清) … 藤木直人
兎丸 … 加藤浩次(幼少期:前田航基)
朧月 … 隆大介
滝次 … 河原崎建三
国松 … 白倉裕二
時松 … 内野謙太
蝉松 … 原勇弥
荒丹波 … 八田浩司
麒麟太夫 … 須加尾由二
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【 2012/03/04 20:44 】

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