明日も会議があるので、あまり長く書けないが、
とりあえず2点だけ記しておく。 橋下徹について 彼がどういうビジョンを考えているのかはまだ分からない。 ただ、『大阪都構想』というワンフレーズが勝利をもたらしたのは確か。 これは郵政選挙や、『カイザー(ドイツ皇帝)を吊るせ!』のワンフレーズで与党が圧勝した第一次大戦後のイギリスに似ているだろう。 ただ、kojitakenさんがいう『新自由主義者で右派』というのは当たっている気がする。 (徹底的な競争を主張しているし、以前君が代を斉唱しない教師は辞職せよとも言っていた。) とにもかくにも、様子見である。 税と社会保障の一体改革について 相続税や所得税の最高税率も上げるようだが、どうやら消費税増税は譲らないつもりらしい。 財政再建だというならやむを得ないが、 『まず制度拡充ありき』という論者もいることを忘れないでほしい。 そして最後に、元日本経済新聞経済部長の池内正人氏の論文を引用して示させて頂きます。 新聞にやってほしいこと:国会議員のスタンス調査 http://allatanys.jp/B001/UGC020005520120123COK00990.html 新聞やテレビはよく世論調査を実施しています。内閣の支持率をはじめ、たとえば「消費増税」「TPP(環太平洋経済連携協定)への参加」など、その時点で浮かび上がった大きな問題を対象に「支持する」「支持しない」「わからない」などの回答を集計して比率を出していますね。 この調査には政治家だけでなく、一般市民も大きな関心を持っています。その影響力は大きく、ときには政権交代の引き金になることさえあるようです。マスコミの調査・報道能力を最大限に活用した企画と言えるでしょう。 その能力を活かして、国会議員一人ひとりの重要な政策に対するスタンスも調査し報道してもらいたいのです。 たとえば現在の時点ならば、消費増税、議員定数の削減、原発の再稼働、TPPへの参加など。問題によって質問の内容は変わるでしょうが、要は個々の議員がその問題に対して「賛成」か「反対」かの姿勢ができるだけ明らかになるように工夫していただきたい。 「判らない」という答えが多くてもいいでしょう。また「無回答」でも構いません。衆参両院の全議員に対して、2つか3つの重要な問題に関して聞いてください。
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現在、国会では一票の格差の是正と、(まず国会議員が身を切る改革と称して)国会議員の定数削減などが、党利党略がらみで「議論」がされています。
取り立てて「一票の格差」に関しては、このままでは解散・総選挙を行っても、それが裁判所で示した目安からすれば、違憲... 勉強不足のJCP党員(本名:伊賀篤)のブログ【 2012/02/12 18:34 】
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