山崎豊子というと、『華麗なる一族』のような社会派ドラマを思い出す。
何となく白い巨塔のイメージがあってドロドロした作品だと思うけどな。 (しかも3作品とも、最後は主人公が死んじゃうし。) 今回は日米密約がテーマですか。 今回は本木雅弘演じる敏腕新聞記者が主役か。 家がお金持ちなように見えるが(妻の実家が金持ちらしい)・・・当時の新聞記者って社会的地位が高かったんか? 真実を追求した挙句逮捕され、最後は沖縄で自殺・・・って、えらい運命だなあ。 それでもどこか安らぎがあるのは、松たか子が演じる由利子がいるからだろうなあ。 今回は彼女もまた強い葛藤に包まれるんだろうけれど。 佐藤栄作がモデルとおぼしき、北大路欣也が演じる佐橋慶作。 何を考えているかわからない。 (それをいうなら小平正良も大平正芳がモデルだしなあ。) その重厚さがなんとも。 ところで、実際の佐藤栄作は新聞嫌いだったらしいんが・・。 これが原因か? それぞれの方法で政界や官僚と人脈を結ぼうとする山部と弓成。 潔癖に、かつ熱血に生きようとする弓成に対し、多少ダーティーな手を使っても人脈を広げようとする山部。 ある意味どちらも凄腕で、いいライバルのようだ。 もっとも日米の密約に関して、今回は山部の方に一本取られたようだが。(ただし批判はなかったよう。) ドキドキする感じがなくもない。 僕は華麗なる一族もきちんと見てないからよくわからないが、山崎作品らしい感じはあると思う。 弓成の使命感のさなか、惹かれあう弓成と三木。 弓成と三木の関係は? 由利子はどうなるの? 今回のおまけ Eagles 『Desperado(ならず者)』 『華麗なる一族』の挿入歌にもなっていた。
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