橋下徹と大阪都構想
橋下一派が、この前の選挙で大勝している。
大阪都構想  このフレーズに魅かれた人々も多かったらしい。
いつの時代も歴史は繰り返すか・・・人間の本性はいつの時代も変わらないか。
郵政選挙のこともあるしな。
閉そく感が募ると、誰かに頼る。人柄や考えていることもわからぬまま。


僕は大阪府民ではないし、あまり多くを言えぬが、
橋下氏はテレビで見る限り、かなりあくの強い人柄。
一方で文芸春秋2009年3月号『これが日本最強内閣だ』では、総務大臣に推薦されている。
(知事経験がある分地方分権に精通しているという点と、情報の一極集中を譲らない総務省と闘える、という点で。)
歯にきぬを着せぬ言い分が賛否両論。
一方で
『君が代を斉唱しない教員には罰』
と、やや国家主義的なところもある。
個人的には江藤淳の

『保守とはイデオロギーではなく感覚』
と同じ持論を僕は持ってるかな。
いいかえると、

『ワールドカップで日本を応援しないと、卒業式に君が代を歌わないと、何となく気持ち悪い』

といった具合である。(今は石破茂氏も同じことを言っているけれど。)
だから強制するものではない。


ところで、彼の唱える大阪都構想とはいったい何なのか
無論知事ないし市長として、ビジョンを描いて、それに合った政策を立てるのは大事なことではあるが。

基本的には。
大阪府全域を「大阪都」とし、大阪市・堺市を解消させ一体化させる従来から議論となっていた「大阪府と大阪市の二重行政の解消」が目的。
大阪府議会の定数削減後の議員定数は88議席中34議席が配分される。


大阪都20区とし、20区内の固定資産税・法人税などの収入を都の財源とし、20区内の水道・消防・公営交通などの大規模な事業を都が行い、住民サービスやその他の事業は20区の独自性に任せる。


利点
・大阪市と堺市が合併し、大阪都になることによって行政が一つにまとまり、各区に予算を分配でき効率化が図れるものと推測する。
・自治体としては権限の小さい大阪市24区および堺市7区を再編することにより、各区の権限が大きくなり、住民の声を反映しやすくなる。
・首都機能を兼ね備えることにより、各地域に地下鉄等公共機関への延伸・新線を作ることによって利便性、生活性が高まり景気が上がる起爆剤になる。
・万が一災害があっても副首都として機能し直ちに復興への指示・連絡、作業の効率化が高まる。


欠点
・府内全体で行政コストが高コスト体質かつ行政効率が悪くなり、基礎自治体が増加する事で施策の整合性も取りにくくなるとの指摘もある。
・戦時体制という特殊状況下で国政によるトップダウン方式で成立した歴史を有する都区制度自体が、ボトムアップ方式である地方分権という、地域住民が主体となる新たな自治の時代において適正かつ妥当なモデルであるかが議論されている
・特別区の財源が不足し、地域によっては住民生活に密接した行政サービスが低下する可能性がある
・議員増や議会増によって議員報酬の総額や議会にかかる予算が増えることや、「大阪市と堺市の議員数が増えることにより議員になりやすい」と考える政治家が出てくるといった問題を指摘されている
橋下知事は「区議を無報酬にすれば数を増やしても金はかからない」と述べているが、無報酬になれば相当の収入がある人や資産家などしか区議会議員になれず、金持ちしかなれない仕組みになるのではと指摘されている



ちょっと長くなったので、次回に。


今回のおまけ
星新一ショートショート『ある夜の物語(未来いそっぷより)』
個人的には『クリスマス・イブの出来事(エヌ氏の遊園地)』もおすすめ。
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【 2011/12/14 02:05 】

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