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Dr.リヒターの究極の八体が『自分の力を示すためのデモンストレーション』に過ぎず、(だからタイガーリリィの破壊も躊躇なかったわけか。となるとピーベリーの復讐は一体・・・。ヒューリーの存在意義も疑わしくなるなあ。) ゲバルトの本当の目的は、人造人間の研究を経て人間に永遠の命をもたらすことがわかったアシュヒト。(グロースも永遠の命を求めていたな。) アシュヒトは一旦父に手を貸すのを断るけど、本物のエルムもまた、10年前に殺された状態で保存されていると知った。 この時、考えが変わるか否か。 所詮人造人間のエルムはあくまで『身代わり』に過ぎないわけだが、もしこの方法が成功して人間のエルムが蘇った時、2人が会うことがあるのか。
アシュヒトの母・ダリア=リヒター。 エルムたちと家族ぐるみで付き合ってたものの、病気で死亡し、20年間ずっと培養液の中で保存されてきた。 Dr.リヒターの研究が成功すれば、選ばれたものとして不老不死のダリアが蘇る。 そしてゲバルト自身とアシュヒト・エルムも人造人間となり不老不死となり、それによってエデンが形成させる。 選ばれた人間が不老不死を手に入れるこのエデンは、人間たちにとっては天国だということらしい。(ちなみに死体卿のパラダイスは、人造人間が頂点に立つもので人間は人造人間の材料でしかない人間にとっては地獄ということらしいが・・・。)
・・・とはいうものの 『人造人間は死者蘇生でも不老不死の法でもない』 『人造人間に関わるのは悪人か狂人のどちらか』 というように、死者蘇生の観念を否定するこの漫画ってなんなんだろうって思えてくる。 全てはアシュヒトの決断、死体卿の実力発揮、そしてヒューリーとピーベリーの葛藤と決断にかかってくるんだろうな。 エルムの母型人造人間もエルムを初めて名前で読んだ。 やはり愛着がわいてきたんだねえ。
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