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ミュージカル『人間になりたがった猫』感想
今回の三連休は日光・宇都宮に行く予定だったんだけど・・・。
親からの勧めであわてて東京に変え、慌てて劇団四季のミュージカル『人間になりたがった猫』のチケットをかうことに・・・。
てな訳で今、東京にいます。
ったく、せっかくの東照宮参拝の予定が・・・。

東京は何度も行っていて、観光地を行き尽くした感があるけれど
それの解消のために竹芝の劇団四季シアターに行った感じか。
『自由劇場』でのミュージカルは箸休めみたいなものが多いイメージがあったけれど、
意外に来た人は多かった。

竹芝自由劇場 入口

竹芝自由劇場 階段

自由劇場で食ったサンドイッチ


『人間になりたがった猫』のストーリー自体は子供向けで、(来た人も子供が多かったが)
ちょっと役者のせりふもゆっくりした感じ。せりふや動作もちょっと砂糖を吐きそうなのが多かったような・・・。
ダンスの動きはずいぶん以前に見た『キャッツ』を思わせる感じでよかったんだけど。

(なんとなく、『キャッツ』や『夢から醒めた夢』は大人向けなイメージがあるんだけど・・・。
かと思えば『ライオン・キング』や『美女と野獣』のような子供向けのものもあるんだよなあ。)

竹芝自由劇場 ホール


ここでちょっとそれぞれのキャラの考察。

ライオネル:『人間になりたがった猫』。主人公。
主人公らしく猫らしく、純粋な面が目立つ。
ポスターにもなっている涙を流すシーンは何なのかという謎は、恋した相手を思う涙だということがわかったけど・・・。
猫らしく身の軽さで物事を解決する姿は、ヒーローとしてはオーソドックス。

ジリアン:ホテルの切り盛りをする少女。ヒロイン。
しっかり者で気が強く、誰もがすいてくれる娘・・・と、設定はやっぱりオーソドックス。
白い服はきれいだけどね。

タドベリ先生:ライオネルに協力する医師。
ライオネルに涙のことを教えたり、ジリアンとライオネルの心の壁を撮ったり、物語の一番の狂言回しだろうね。
最初はライオネルを『猫を羨み、自分が猫だと思い込む病気』だと考えるのはなんか滑稽だったけど。
ふつうは病院に入れるだろう。
町にそれがないのか・・・。


スワガード:町の衛兵隊長。悪役担当。(悪役と敵役の境界線がどこにあるのかは難しいけど)
ヒロインに横恋慕するというポジションは『美女と野獣』のガストンに似ている気もするが。(ディズニー映画では一番印象に残っているキャラなのです。)
何回箒でぶったたかれてもめげずにアタックって、ある意味ガストンよりもMなんじゃ・・・。(でも町の人たちには威張り散らしているからSなのか。)
ガストンと違う点は、最後はライオネルに助けられて改心するという点なんだけど。
そこでもメインテーマがものを言っているのね。

人間になりたがった猫 スタッフロール



メインテーマは『素敵な友達』
猫であった人間が人と人とのつながりをたたえて歌う歌なんだけど。
実は僕の小学校の卒業式で歌われていた歌なんだよね。
久々に聞いてびっくりしたよー。


余談。どうやらこのミュージカルは、終わった後出演者と握手をするのが習慣となっているけれど、僕が握手したのはタドベリ先生とステファヌス博士(ライオネルの飼い主)
どうも老人に僕は縁があるらしい。

P.S.7月19日に写真を載せました。

今回のおまけ
自由劇場に行くついでに汐留の日テレ事務所によって、宮崎駿デザインの時計を見てきました。
そのからくりの動画です。
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テーマ:劇団四季 - ジャンル:趣味・実用

【 2013/07/13 22:01 】

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