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半年後 ~八重の桜・再起への道感想~
第29話からいきなり半年か。
随分と時の経つのが早いこと。
新島襄はクリスチャンの洗礼を受けて、欧米のようにヒゲをはやして、
いかにも欧米文化に親しんだ感じだねえ。

一方で八重は米沢で行商をしている。
よく武士が商業に手を出してるなと思うけどね。
(明治時代には『士族の商法』が流行っていたけれども)
多分なかなか売れなかっただろうけれどね。
父が死に、友人が死に、そして夫も八重の前から去っていった。
悪夢にうなされるのもしょうがないというか。(PTSDですね。)

そして萱野権兵衛は会津戦争の責任を取らされて切腹と。
敏姫が送った辞世の句は、権兵衛にとってはいい手向けだったろうと思う。

その同じ日、箱館に政府を構えた旧幕府軍も降伏。
頼母は妻のために生き延びることを決め、保科性に改名して謹申学舎塾の学長になるんだとか。

一方で会津藩は、下北斗南3万石に領地を移し替えられ、再興の志を立てる。
知り合いと別れていくのはやはり辛かったろうな。
別れの手向けの栗はどんな味やったやら。
『生きることの辛さ』は現代にも通じるものだけど、これからどのように新島襄と出会って結ばれるのかがこれからのストーリーのキーになるだろうね。

一方の覚馬は既に失明したようで。
詳しい病状は不明だけど、この時には既に盲目になっていたようだ。
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【 2013/07/28 20:45 】

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映画『るろうに剣心』感想
今回地上波で初めて放送された実写版るろうに剣心
実を言うとツタヤで借りたことがあるんだけどね。

今回はテレビということもあって尺の問題もあってか、ところどころカットされた部分が多くて物足りなかったような・・・。
左之助と戌亥番神(随分落ち着いた奴になったな)戦とか、もっとボリュームがあるんだけどな。


本当によく漫画の世界をこれだけリアルにまとめたものだと思う。
剣心の赤い着物とか、よく用意できたものだと思う。
(原作では初めから来ていたようだけど、映画では薫にもらっている。)
弥彦があまり活躍しなかったのは残念だけどね。

もともと監督が『龍馬伝』の大友啓史だということもあってか、キャスティングも龍馬伝出身者が多かったような。
剣心役の佐藤健も、左之助役の青木崇高も、武田観柳役の香川照之も龍馬伝に出てたしな。

(香川照之は実業家の岩崎弥太郎のイメージまんまだった。)
原作の和月先生も、香川照之のはじけっぷりを見てキネマ版剣心の観柳の描写の参考にしたって。

原作に比べても明治時代の士族の没落っぷりが強調されていて、よりリアリティが増した感じ。
吉川晃司の鵜堂刃衛は黒目がリアルすぎて怖かったけど。
(うふふ笑いはなぜなくなった?)


どうやら続編ができるみたいだけど、大丈夫かね。
志々雄真実のキャスティングとかどうなるのやら。(前作で敗北した人物の復活もありうる?)
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【 2013/07/27 22:53 】

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屈辱の降伏 ~八重の桜・鶴ヶ城開城感想~
次々と新政府軍に降伏した者たちが加わり、会津は孤立無援の状態に。
そしてついに容保も降伏を決意する。
屈辱は以下ばかりであったか。
無精ひげが長い戦いをよく表していると思う。
(江戸時代はヒゲははやらなかったからねえ)

最後まで一同玉砕を貫こうとした八重。
そのさなか、ついに父が戦死した。
父を失ったからこそ、八重は直接容保に対して会津の思いを伝えたかったんだろう。
友達が死に、弟が死に、父が死んだ。
皆々失った人たちがいたからそれだけ降伏には不満だったろう。

そしてついに『降参』の旗が上がる。

官軍にあった時、会津の人たちは皆と謡をうたう。
それは屈辱を紛らわす上では効果的だったんだろうな。
血の気の多い官兵衛が賊軍呼ばわりされていきり立つも、富次郎に止められる。
その中で尚之助が八重の正体を明かし、八重は官軍につまみ出される。
もちろん八重まで極刑になることを恐れてした行為なんだろうけど・・・。
自分がしたことを明かして一緒に行こうとする思いは、八重のプライドだったんだろうな。
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【 2013/07/21 19:54 】

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戦の果てに・・・ ~八重の桜・自慢の娘感想~
八重が夜襲を仕掛けた次の日、頼母は会津城を去る。
秋月悌次郎が言うように、こういう皆が一同玉砕を唱えている中で、恭順論を唱える方が勇気があるとのこと。
そりゃあそうだわな。
ともあれ、何が正しいかは時代が歴史に書き残すというけど、頼母の判断が正しかったということになるのかな。

そしてアームストロング砲の飛び交う中で、八重は必死に抵抗をする。
大砲の銃弾を濡れぶとんで消し止めながら。
芸は身を助けるとはよく言ったもので、それが容保の目にとまり、大砲の火消しの仕方を教えることになる。
一度あった懐かしさと嬉しさは未だに残っているわけね。
松平容保も力付いたんだろうけどね。

そして女子供に鉛から銃弾を作る方法を教える八重。
父は八重が鉄砲を学んだのはよかったと初めて気づいたけど、それはあくまで結果論だからなあ。
でもここで偉人がまた生まれたとも言える。

そして偉人は京都でも。
岩倉は覚馬の建白書に一目置きながらも、あくまで会津攻略は貫こうとする。
ところでこの時の覚馬って、既に視力を失っていたのだろうか。

防戦一方の状況に追い込まれていく中で、佐川官兵衛が前線に出向くことに。
確かに勇敢な官兵衛だから、指揮官には向いているかも。
官兵衛は西南戦争まで生き残るという話だから、それだけしぶとかったと言えるのかも。
『戊辰の復讐』と叫んだのは彼だったのかもしれない。

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【 2013/07/15 20:41 】

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ミュージカル『人間になりたがった猫』感想
今回の三連休は日光・宇都宮に行く予定だったんだけど・・・。
親からの勧めであわてて東京に変え、慌てて劇団四季のミュージカル『人間になりたがった猫』のチケットをかうことに・・・。
てな訳で今、東京にいます。
ったく、せっかくの東照宮参拝の予定が・・・。

東京は何度も行っていて、観光地を行き尽くした感があるけれど
それの解消のために竹芝の劇団四季シアターに行った感じか。
『自由劇場』でのミュージカルは箸休めみたいなものが多いイメージがあったけれど、
意外に来た人は多かった。

竹芝自由劇場 入口

竹芝自由劇場 階段

自由劇場で食ったサンドイッチ


『人間になりたがった猫』のストーリー自体は子供向けで、(来た人も子供が多かったが)
ちょっと役者のせりふもゆっくりした感じ。せりふや動作もちょっと砂糖を吐きそうなのが多かったような・・・。
ダンスの動きはずいぶん以前に見た『キャッツ』を思わせる感じでよかったんだけど。

(なんとなく、『キャッツ』や『夢から醒めた夢』は大人向けなイメージがあるんだけど・・・。
かと思えば『ライオン・キング』や『美女と野獣』のような子供向けのものもあるんだよなあ。)

竹芝自由劇場 ホール


ここでちょっとそれぞれのキャラの考察。

ライオネル:『人間になりたがった猫』。主人公。
主人公らしく猫らしく、純粋な面が目立つ。
ポスターにもなっている涙を流すシーンは何なのかという謎は、恋した相手を思う涙だということがわかったけど・・・。
猫らしく身の軽さで物事を解決する姿は、ヒーローとしてはオーソドックス。

ジリアン:ホテルの切り盛りをする少女。ヒロイン。
しっかり者で気が強く、誰もがすいてくれる娘・・・と、設定はやっぱりオーソドックス。
白い服はきれいだけどね。

タドベリ先生:ライオネルに協力する医師。
ライオネルに涙のことを教えたり、ジリアンとライオネルの心の壁を撮ったり、物語の一番の狂言回しだろうね。
最初はライオネルを『猫を羨み、自分が猫だと思い込む病気』だと考えるのはなんか滑稽だったけど。
ふつうは病院に入れるだろう。
町にそれがないのか・・・。


スワガード:町の衛兵隊長。悪役担当。(悪役と敵役の境界線がどこにあるのかは難しいけど)
ヒロインに横恋慕するというポジションは『美女と野獣』のガストンに似ている気もするが。(ディズニー映画では一番印象に残っているキャラなのです。)
何回箒でぶったたかれてもめげずにアタックって、ある意味ガストンよりもMなんじゃ・・・。(でも町の人たちには威張り散らしているからSなのか。)
ガストンと違う点は、最後はライオネルに助けられて改心するという点なんだけど。
そこでもメインテーマがものを言っているのね。

人間になりたがった猫 スタッフロール



メインテーマは『素敵な友達』
猫であった人間が人と人とのつながりをたたえて歌う歌なんだけど。
実は僕の小学校の卒業式で歌われていた歌なんだよね。
久々に聞いてびっくりしたよー。


余談。どうやらこのミュージカルは、終わった後出演者と握手をするのが習慣となっているけれど、僕が握手したのはタドベリ先生とステファヌス博士(ライオネルの飼い主)
どうも老人に僕は縁があるらしい。

P.S.7月19日に写真を載せました。

今回のおまけ
自由劇場に行くついでに汐留の日テレ事務所によって、宮崎駿デザインの時計を見てきました。
そのからくりの動画です。
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【 2013/07/13 22:01 】

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