二本松藩が壊滅し、奥羽列藩同盟が崩壊に近づく中、会津藩とその人たちは来るべき決戦に備えていた。
一方で八重は三郎の位牌に手を合わせながら、薩長との決戦をどうするか考えていた。 確かに八重の言うとおり、銃火器の飛び交う今の戦では薙刀は無力だよなあ。 その気力はいいんだけどねえ。 八重は銃を製作して操作できる知識と技術があるからね。 男装した中で戦うことの伏線だろうけど、自分の得意技を生かした戦いというのはいいよね。 新政府軍の会津藩到着が間近な中で、佐川官兵衛や山川大蔵など、次々と別の人たちが到着していく。 こういう緊急事態の時にはいろいろな人物が目に留まるわな。 一方、双方の血が無駄に流れることを恐れる西郷吉之助。 ダーティーに描かれる西郷だけど、人を見る目は確かだったわけね。 吉川晃司が、『徳のある点を見せないと』と言ってたけど、そこを見せたわけね。 覚馬も結局戊辰戦争を生き延びるわけだけど、史実でも薩摩藩に一目置かれていたんだろうね。 いよいよ会津に新政府軍が侵入し、権八と尚之助も登城の命令が下る。 尚之助は多分ブレーンとして働くんだろうけど・・・。 斎藤一は土方歳三とたもとを分かち、会津軍と共に戦うことに・・・。 合理主義者の土方なら勝ち目のない戦を避けたかったんだろうけど。 斎藤はよほど愚直な会津に惚れたんだろうな。 そして白虎隊にも出陣が下り、照は奥の仕事に力を入れるように進言する。 容保は本当は白虎隊を出陣させたくなかったのは事実だったろう。 容保が実際に白虎隊に直々に激励したのかはわからないが。 皆で結束を新たにする山本家。 使用人たちにもお金を渡して決意を新たにするが、それに水を差すかのような雨。 白虎隊も指揮官のいない中で、士気を高めようとするけど のちの悲劇を知っているだけに、切なすぎる。 しかも銃は旧式の先込め式・・・。 会津はいよいよ戦場になろうとしていたけれど、いよいよ八重が男装して、鉄砲を武装して戦いに挑むわけね。 これが冒頭シーンの伏線が実った形か。 |
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