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甲陽鎮撫隊として敗れた後、新選組の近藤勇は罪人として打ち首となり、残ったメンバーは会津に逃げる。 家族は新選組がすべての火種と言っていたけど、どんなものだろうね。 禁門の変以降、会津に対する薩長の恨みは強かっただろうから。 その中で斎藤一は、後に妻となる高木時尾と出会う。 妙なめぐり合わせだなあ。
一方で、会津は自分たちが逆賊でないことを認めさせようと、米沢や仙台藩にも認めさせようとした 生真面目で暑苦しい人物だからこそ、奥羽列藩も出来たんだろうけど。 署名は奥羽全体で集めたが、官軍参謀の世良はそれを破棄。 これだけ横暴な態度を取られたら人間も感情の生き物で、仙台藩士は世良を暗殺。 (史実では阿武隈川で斬首されたということになっているが、ここでは寝込みを襲われたことになっている。)
そしてついに官軍と奥羽列藩同盟との戦争が勃発。 白河城が落ちる中、会津は仲間を増やすために次々と同盟を結ぶ。 河井継之助が幕末三大兵器の一つ・ガトリングガンを持っていたというのは史実通り。 ともあれ、ほかの藩は未だに旧式銃を持っていたという有様・・・。 250年の太平になれるとこうなっちゃうか。
家族や会津が炎に包まれる悪夢を見る覚馬。 絶望に苦しむ中で、ひとつだけできることを思いつく覚馬。 死に物狂いになれば人間何か思いつくものか。 八重もまた、負傷者の介護をしながら、戦火の近づくのを感じていたのか。
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