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剣心の目の前で薫がひと突きにされ、ついに彼の中の抜刀斎が覚醒。 ついに刃衛との最終決戦が開始!
というところなんだけど、いろんな意味で万感胸に迫った最終回だったねえ。 キネマ版を読んでいて気になった点は、九頭龍閃をなかなか出さないところだったんだけど。 まさかクライマックスで奥義として出てくるとは・・。 読みも『ここのつがしらのりゅうのひらめき』 になっているけれど。 確かに九頭龍閃は本編でも天翔龍閃と同時に覚えているし、一瞬九斬と一撃必倒の威力がある分奥義には向いてるんだろうけれど・・・。 読みづらいのなんのって。 天翔龍閃は二撃目がなくなって劣化しているけど、こちらは本編とあまり変わりなし。 それでも刃衛をダウンさせるのにはよっぽどの威力だったんだろうが ともあれ最後の突きは確実に致命傷を負わせているような・・・。(柄ではなく刃で突いている)
ここで薫に止められるのも本編通り。 刃衛の一撃は先ほどの天翔龍閃で手の傷に入り込み、手元が狂って薫の急所をそれた・・・。 ということらしいが、あの位置に突きをくらったら致命傷になるはずだぞ。 最後は薫の最期を剣心が看取って、弥彦は剣心や左之助たちが育てる・・・というエンドでも良かったと思うのに。
刃衛も致命傷を追っている気もするが、自らの手で刀を突き刺し、『人斬りは死ぬまで人斬り』と言い残して絶命。 ここも本編似だなあ。 既に致命傷を負っている気もするけど。 『拙者はお前を殺さない』という剣心のセリフ、説得力がない気がするぞ。
なにはともあれ、武田観柳は逮捕。左之助と燕も剣心の仲間になって 『おかえり』 『ただいまでござる』 という映画版と似たような終わり方で終了。 結局少年漫画の王道・笑顔とハッピーエンドで終わったか。
多少突っ込みどころ多いけど、悪くない終わり方かな。 和月先生はジャンプ漫画家の中で一番好きなんで、これからの活躍に期待したいところです。
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