一橋慶喜が長州征伐をやめ、さらに会津が揺らぐ頃、八重にもライバルが。
黒木メイサ演じる中野竹子。 訛りがない一方で、かなり薙刀の腕は高い。 その一方で、鉄砲をただの道具として考え、剣と薙刀しか人の魂が入らない・・・という融通のきかない一面もあったようで。 ともに会津戦争で共闘するのだから、その中で八重に学ぶことがあるといいんだけど。 さて、勝海舟は徳川の立場しか考えない会津藩士に対して、幕府ではなく日本の、日本だけではなく世界の状況を見るよう説く。 咸臨丸に乗って留学した人間はさすがに違うか。 生瀬勝久は情けない役が多かったけど、意外と貫禄のある役も合うかもしれぬ。 孝明天皇は直接松平容保と再会。 史実でも容保は孝明天皇の信頼が厚かったけど、孝明天皇の崩御のために180度立場が変わってしまって・・・。 歴史では何が歴史を変えるかわからないものだ。 孝明天皇は痘瘡でなくなったとも、毒殺されたとも言われているけど、あまりにも急激な死だったからねえ。 |
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坂本龍馬の仲介で、薩摩と長州は同盟を結ぶことに成功。
その一方で会津は、長州を征伐するために気合を入れ、覚馬も長崎で勉強することになるが・・。 その時に将軍・家茂が21歳で死亡する。 原因は脚気だったらしい。 それと孝明天皇の崩御が幕府凋落の2大要因となるわけね。 そして最後の将軍となる慶喜は、春嶽らに担がれる神輿となるのを嫌って、しばらく将軍につくことを控えるわけだが。 そして孝明天皇の長州追討の勅令をもらい、実質的にトップに上り詰めていく。 でもそれは、彼にとって幸だったのか不幸だったのか。誰にもわからない。 慶喜の長州追討の意向を受け、彼の深慮を察そうとする会津。 自分自身の相場を釣り上げてから将軍につくものと推する会津は、ひたすら和平と会津帰還を願うわけだが、、なかなかいかないものやな。 そして前言を翻し、休戦をだす慶喜。 中枢の混乱が深まる中、覚馬の帰りも遅く、ついついイライラしてしまううら。 まあやはり家庭人としての一面があるわけね。 ユキや八重が不安に思う中、会津で起きる火事。 強風で大火になる中、一人娘のみねが行方不明に。 諏訪神社と看破して追いかけるが・・・。 次回は黒木メイサ登場か。 どうやら八重のライバルになるみたいだけど、どう関わる? |
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覚馬は失明率の高い『白そこひ(白内障)』にかかっていることが判明。
このあたりで失明の伏線が入ったわけね。うまいな。 さて、ニューフェイス岩倉具視。 小堺一機が演じていて、まるで落語家のようだなあ・・・。 当時岩倉は貧乏公家のひとりで、賭博場を独自に設けて生活をしていたという話。 のちの明治政府の重鎮も、このころはまだ一介の外法公家。 それでも知恵はかなり回るようで。 幕府はついに長州追討の決意をするが、勝利に安堵した幕府。 厳しい名を出されても、生真面目な松平容保は引き続き京都守護職を続けるようで・・・。 家臣の言うとおり、これが泥沼の始まりということなんだろうけど。 桂小五郎は長州を滅ぼされないよう訓練しているみたいだけど、この時には高杉晋作がクーデターを起こし、長州藩の実権をとっているんだよね。 そして幕府が敗北に追い込まれると。 そうした中で、江戸に行くことになる川崎。 頭の柔らかい人間がもう少し出てきて欲しいと秋月は望むけど、愚直なまでに一途な会津の気質が、幸にも不幸にもなるんだろうけどね。 |
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