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鵜堂刃衛の凶牙はどうやら観柳の刺客にも向いたようで・・・。
剣心は刃衛の凶行を読み、斉藤に始末を催促するが・・・。 斉藤の原作の冷淡さは相変わらずか。 一方で一流の剣客を目指そうとする弥彦に、観柳の魔の手が・・・。
いよいよ観柳、本領発揮ですかね。 そして番神と外印も動くようで。
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松坂桃李が出ていると聞いたもんで、興味を持って見てみた『ツナグ』 今回は主人公・歩美の成長物語で、最後に突然死した両親と再会するのかと思ったら、違った。 祖母の口から両親の真相を聞き、最後にツナグで会うのは祖母だということで幕を閉じる。 最後は祖母からツナグを受け継ぐというところで幕が下りるんだけれども、 おくりびとのように、最後は家族と再会して葛藤を乗り越える・・・という結末の方がよかったかな。
ツナグに頼みに来る人はいろいろ葛藤を抱えて、濃かったなあと思ったんだけど、 一番は嵐と御園の関係。 やっぱり親友だからこそ、憎しみも生まれるというのかね。 結局御園は嵐の所業を知っていたのだろうか。 ツナグの歩美に伝えた御園のメッセージ以外、手掛かりを知る方法はないけれど、もしかしたら、『道路は凍ってなかった』というメッセージは真実だったのかもしれない。 結局真相は謎のままだけど、嵐はこのまま苦しみながら生きて、償いをしていかないといけないんだろうな・・・。 「ごめんなさい」と何度も死者の御園に謝るシーンは、見ててきりきり胸が痛んだ。 (そういえば『ROOKIES』で、新庄が泣きながら川藤を殴るシーンの時も胸が痛んだなあ。)
川藤と言えば、佐藤隆太演じる土谷が恋人に再会するシーン。 会いたくないという気持ちもわかる気がするなあ。 ともあれ、やらなくて後悔するより、やって後悔したほうがいいという御園の台詞が今回は当てはまる気がするよね。 会った時は喜んでいたけれど、切なくもあるねえ。 日向も土谷にツナグの形で会えて、本当に成仏できたような気がする。
どちらかというと主人公よりは、ツナグで死者に会いたがっている聖者の方が目立ったこの映画。 それでも面白いと言えば面白いかな。 『心で見なくては物事は見えない』 秋山の台詞にはどういう意味がこめられていたのやら。 星の王子さまにも似たようなセリフが出てくるけど、自分の頭で考え、そして行動するということなのかねえ。
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