保元の乱の後、頼長は逃走中に矢にあたって致命傷を負う。
そして父の忠実に会おうとするが、保身を図った忠実は会おうとせず、失意のうちに亡くなる。 このドラマでは絶望した頼長が舌を噛み切ったということになってる。 その後彼の最期を伝えるかのように、彼が飼っていた鸚鵡も息絶える。 今更彼がいい奴・・・というのは頂けないけれど、 自分だけではなくわが子にも、忠勤に励むその姿は、ある意味政治家の鑑だったのかもしれない。 もっとも、融通の利かなさが最終的には敵を多く作り、そして自分の破滅につながったのは否めないが・・・。 そして、勝利後の武士の世に期待するも、叔父の行方を気にする清盛。 史実の清盛と平忠正は仲が悪かったという話だが、それでも一族をまとめる者として、叔父を気遣っていくのは平家らしさかもしれない。 親子兄弟ですら血で血を争う源氏に比べると、ある意味暖かいともいえるが、 それが他の武士一族の反感を買ったのは確かだろう。 武士の安定政権のためには、頼朝を待つことになる。 ある意味義朝の言う『武士の世、武士が朝廷を守る』という伏線が実った感じか。 さんざいがみ合いながらも、心の奥底では尊敬していたのか。 方や義朝。 父や兄弟とも敵対して打ち破り、もはや縁も切れたと言いきる義朝に、幼い頼朝が反発したのは人情と言えるが、 後に頼朝が弟の範頼、義経を殺し、義経の赤ん坊ですら殺したのは皮肉と言うしかない。 血は争えないか。 さて、崇徳上皇は思い通りにならない人生をはかなんで出家するが、このあと讃岐に流され、信西を怨みながら亡くなる。 そりゃあ、出家してもこれだけ思い通りにならないんじゃなあ。 後白河天皇は権力を握ったはいいものの、美福門院が入れ知恵をしてくる。そう簡単に皆思い通りにならないと。 そこで厳しい処断・・・忠正、為義斬首と言う審判を下すわけね。 忠正に必死に助命嘆願するもののこんな処断が下るわけだから、悲しいことこの上ない。 皆々家庭的な一面を見せているのにねえ。 どんどん信西は怖くなってるような・・・。 平清盛(平太) … 松山ケンイチ(幼少期:前田旺志郎) 平忠正 … 豊原功補 平家盛 … 大東駿介 平頼盛 … 西島隆弘 平時忠 … 森田剛 平盛国(鱸丸) … 上川隆也(幼少期:小林廉) 伊藤忠清 … 藤本隆宏 平盛康 … 佐戸井けん太 平維綱 … 尾美としのり 時子 … 深田恭子 明子 … 加藤あい 滋子(建春門院) … 成海璃子 秀子 … 海老瀬はな 須磨 … 駒塚由衣 宗子 … 和久井映見 平家貞 … 中村梅雀 平忠盛 … 中井貴一 平正盛 … 中村敦夫 源義朝 … 玉木宏 源為義 … 小日向文世 源義平…波岡一喜 源為朝 … 橋本さとし 由良御前 … 田中麗奈 常盤御前 … 武井咲 鎌田通清 … 金田明夫 鎌田正清 … 趙和 源頼朝(語り) … 岡田将生 政子 … 杏 白河法皇 … 伊東四朗 舞子 … 吹石一恵 祇園女御 / 乙前 … 松田聖子 鳥羽上皇 … 三上博史 後白河天皇(雅仁親王) … 松田翔太 崇徳天皇 … 井浦新(幼少期:桑代貴明) 近衛天皇 … 北村匠海 二条天皇 … 冨浦智嗣 重仁親王 … 雄大 統子内親王 … 愛原実花 璋子(待賢門院) … 檀れい 堀河局 … りょう 得子( 美福門院) … 松雪泰子 御影 … 横山めぐみ 藤原長実 … 国広富之 藤原忠実 … 國村隼 藤原忠通 … 堀部圭亮 藤原頼長 … 山本耕史 信西(高階通憲) … 阿部サダヲ 高階通憲妻・朝子 … 浅香唯 藤原家保 … 渡辺哲 藤原家成 … 佐藤二朗 藤原成親 … 吉沢悠 藤原師光 … 加藤虎ノ介 高階基章 … 平田満 藤原季範 … 山口良一 藤原信頼…塚地武雅 鬼若 … 青木崇高 西行(佐藤義清) … 藤木直人 兎丸 … 加藤浩次(幼少期:前田航基) 朧月 … 隆大介 滝次 … 河原崎建三 国松 … 白倉裕二 時松 … 内野謙太 蝉松 … 原勇弥 荒丹波 … 八田浩司 麒麟太夫 … 須加尾由二 資遠 … 真島公平 |
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