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叔父の忠正が崇徳方につく形で、始まった保元の乱。 一方で源氏は、義朝以外みな崇徳方に。 その中には豪勇無双の武人・源為朝もいたわけで・・・。 ただ、数としては後白河方のほうが多かった。
先は読めない話だけど、『保元物語』によれば、為朝が案じた夜討ちを頼長が拒んで、援軍が来るのを待つということになり、方や後白河方は信西自らが夜襲を計画した、とある。 ここではどちらも孫子の説を用いて、体面を重んじる頼長と、勝つために手段を選ばない信西の違いを強調した感じか。 融通のきかない頼長の性格がここでは災いした感じか。 逆に信西は『力は正義なり』の則を理解していたといえる。 武士の力と行動力。それがいかに大事かを。
でもそれだけに、崇徳院からも捨てられた頼長が気の毒。 オウムを一匹取り残して、白河院の宮殿から逃げ出す頼長。 それが自らの破滅につながっているとも知らずに。
平清盛(平太) … 松山ケンイチ(幼少期:前田旺志郎)
平忠正 … 豊原功補 平家盛 … 大東駿介 平頼盛 … 西島隆弘 平時忠 … 森田剛 平盛国(鱸丸) … 上川隆也(幼少期:小林廉)
伊藤忠清 … 藤本隆宏 平盛康 … 佐戸井けん太 平維綱 … 尾美としのり
時子 … 深田恭子 明子 … 加藤あい 滋子(建春門院) … 成海璃子 秀子 … 海老瀬はな 須磨 … 駒塚由衣
宗子 … 和久井映見 平家貞 … 中村梅雀 平忠盛 … 中井貴一 平正盛 … 中村敦夫
源義朝 … 玉木宏 源為義 … 小日向文世 源義平…波岡一喜 源為朝 … 橋本さとし 由良御前 … 田中麗奈 常盤御前 … 武井咲
鎌田通清 … 金田明夫 鎌田正清 … 趙和
源頼朝(語り) … 岡田将生
政子 … 杏
白河法皇 … 伊東四朗 舞子 … 吹石一恵 祇園女御 / 乙前 … 松田聖子
鳥羽上皇 … 三上博史 後白河天皇(雅仁親王) … 松田翔太 崇徳天皇 … 井浦新(幼少期:桑代貴明) 近衛天皇 … 北村匠海 二条天皇 … 冨浦智嗣 重仁親王 … 雄大 統子内親王 … 愛原実花
璋子(待賢門院) … 檀れい 堀河局 … りょう 得子( 美福門院) … 松雪泰子 御影 … 横山めぐみ
藤原長実 … 国広富之 藤原忠実 … 國村隼 藤原忠通 … 堀部圭亮 藤原頼長 … 山本耕史
信西(高階通憲) … 阿部サダヲ 高階通憲妻・朝子 … 浅香唯
藤原家保 … 渡辺哲 藤原家成 … 佐藤二朗 藤原成親 … 吉沢悠 藤原師光 … 加藤虎ノ介 高階基章 … 平田満 藤原季範 … 山口良一 藤原信頼…塚地武雅
鬼若 … 青木崇高
西行(佐藤義清) … 藤木直人 兎丸 … 加藤浩次(幼少期:前田航基) 朧月 … 隆大介 滝次 … 河原崎建三 国松 … 白倉裕二 時松 … 内野謙太 蝉松 … 原勇弥 荒丹波 … 八田浩司 麒麟太夫 … 須加尾由二 資遠 … 真島公平
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