近衛天皇は元々体が弱く、15で眼病を出して、17歳で亡くなる。
平清盛がこの時、どう動いていたのかは不明だが、 義母・池禅尼が崇徳上皇の子・重仁親王の乳母だったため、このドラマのように鳥羽法皇と崇徳上皇の和解を勧めていたのは嘘ではないと思う。 おそらく大乱のもとを防ごうと、考えていたのであろうが。 もっともこれは、後白河天皇の側近であった信西によって阻まれてしまうのだが・・・。 どちらも、大乱を防ぐため、と考えていたようだが、この結果が後の保元の乱につながっていくわけで・・・。 さて、藤原頼長。 他人に苛烈で『腹黒く、よろづにきわどき人』と呼ばれていた彼は、左大臣に既に出世していたが、この時敵を多く作っていた。 鳥羽法皇の側近の邸宅を破壊し、寺社勢力との対立も深めていた彼。 この時に妻の喪に服していたために宮中にはいなかったが、当時頼長が近衛天皇に呪いをかけた噂が流れ、その影響で執政の職をとかれていた。 (口よせで近衛天皇の霊が、『何者かが愛宕山の天公像の目に釘を打った。そのために自分は眼病を患って亡くなった』と告げ、調べてみると確かに目に釘が打たれていたという。) 結果、後白河法皇の即位と政敵・信西の台頭を許すことになる。 異色の天皇、後白河法皇。 彼が後に『日本一の大天狗』と呼ばれる大物になるのだが、 それはまた別の話。 平清盛(平太) … 松山ケンイチ(幼少期:前田旺志郎) 平忠正 … 豊原功補 平家盛 … 大東駿介 平頼盛 … 西島隆弘 平時忠 … 森田剛 平盛国(鱸丸) … 上川隆也(幼少期:小林廉) 伊藤忠清 … 藤本隆宏 平盛康 … 佐戸井けん太 平維綱 … 尾美としのり 時子 … 深田恭子 明子 … 加藤あい 滋子(建春門院) … 成海璃子 秀子 … 海老瀬はな 須磨 … 駒塚由衣 宗子 … 和久井映見 平家貞 … 中村梅雀 平忠盛 … 中井貴一 平正盛 … 中村敦夫 源義朝 … 玉木宏 源為義 … 小日向文世 由良御前 … 田中麗奈 常盤御前 … 武井咲 鎌田通清 … 金田明夫 鎌田正清 … 趙和 源頼朝(語り) … 岡田将生 政子 … 杏 白河法皇 … 伊東四朗 舞子 … 吹石一恵 祇園女御 / 乙前 … 松田聖子 鳥羽上皇 … 三上博史 後白河天皇(雅仁親王) … 松田翔太 崇徳天皇 … 井浦新(幼少期:桑代貴明) 璋子(待賢門院) … 檀れい 堀河局 … りょう 得子( 美福門院) … 松雪泰子 御影 … 横山めぐみ 藤原忠実 … 國村隼 藤原忠通 … 堀部圭亮 藤原頼長 … 山本耕史 信西(高階通憲) … 阿部サダヲ 藤原家保 … 渡辺哲 藤原家成 … 国広富之 高階基章 … 平田満 藤原季範 … 山口良一 鬼若 … 青木崇高 西行(佐藤義清) … 藤木直人 兎丸 … 加藤浩次(幼少期:前田航基) 朧月 … 隆大介 滝次 … 河原崎建三 国松 … 白倉裕二 時松 … 内野謙太 蝉松 … 原勇弥 荒丹波 … 八田浩司 麒麟太夫 … 須加尾由二 資遠 … 真島公平 |
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