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維新八策は、はて?
橋下徹大阪市長率いる大阪維新の会が、国政への進出に『船中八策』を掲げているという話である。
もちろん坂本龍馬の船中八策にあやかった『維新八策』だが。
基本的には8つ。


1.統治機構の作り直し(参議院改革・廃止も視野。)
2.財政・行政改革(政党交付金削減・国会議員の定数削減等)
3.公務員制度改革(安定を望むなら民間へ、厳しくとも公の仕事を望むなら公務員へ
・価値観の転換等)
4.教育改革(首長の権限で第三機関を使って監視・教育委員会の廃止等)
5.社会保障制度(一生を通じての所得再分配・混合診療解禁による市場原理の導入等)
6.経済政策・雇用政策・税制(徹底した規制緩和・TPP交渉参加)
7.外交・防衛(日米にオーストラリアを加えた防衛等)
8.憲法改正(改正要件を3分の2から2分の1に変更・首相公選制等)



もともと橋下氏は

『今の日本に必要なのは独裁だ。』

と言ってのけるあたり、ちょっと地方分権といっても眉唾だが。
(まあ国政は首相主導、地方は首長主導と言っているみたいだが。)
いわゆる
『政策決定スピードアップ』『責任者の明確化』を叫んでいるのかもしれないが、
同時にマイノリティーの意見をどう反映させるかも考慮に入れないといけない気がする。
さもなければ、『多数意見』のみが暴走してしまう。


その点で南日本新聞の社説のこのくだりは、的を得ている気がする。

南日本新聞 社説 : [維新八策] 既成政党は自己改革を
http://www.373news.com/_column/syasetu.php?ym=201202&storyid=38670

だが、マニフェストとして有権者が選挙の判断材料にするには、粗すぎて不十分と言わざるを得ない。

 まず、達成時期や財源措置などの工程表がない。経済政策では、これまでの成長戦略と一線を画する「既得権と闘う」成長戦略、規制緩和による新規参入の促進などを掲げているが、漠然としている。外交・安全保障分野も真新しさはない。 

教育改革については、大阪府の松井一郎知事が府議会に提出した教育基本条例案に沿った改革を実施するという。教育行政を政治と住民が関与する形に転換する一方、教育への政治介入や職員らの管理強化が危惧されており、論議を呼びそうだ

 全体としては、個人、地域の自立を重視し、強力なリーダーシップによる国家経営を目指しているのが特徴だ。政局がらみの駆け引きに終始して、政策を前進させられない現在の政治の状況を考えれば、力強いリーダーに期待を寄せる人が増えるのは理解できる。

 だが、リーダーの意思決定と実行の素早さを重視する体制は、権力者の足かせがなくなって暴走しやすい体制でもある。

維新の会の公約が正式発表までにどれだけ内容が精査され、説得力を持った政策に練り上げられるか注目したい。
(以下略)


もともと橋下氏は、徹底した競争を主張する人間でもあるし。
冷静に見なければ。


今回のおまけ
青と赤と行きたかったけど、久しぶりに星新一で。
星新一ショートショート『鏡(ボッコちゃんより)』
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テーマ:大衆迎合政治(ポピュリズム) - ジャンル:政治・経済

【 2012/02/25 23:10 】

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