平家に入りながらも、どこか孤独な思いを隠しきれない清盛。
平五郎が生まれても、それにうまくなじむことができない。 『異邦人』という意識は僕と同じで、あったんだろう。 そんなさなか、海賊討伐の命が清盛の命に下る。 同じ位でも佐藤教清の方が気品があるし、キャリアも長い。 それにしても玉木宏と藤木直人は似てるわあ・・・。 美しく生きようとする教清。 『目標の高さ=志の高さ』 とよく言うけれど、僕だって同じ。 ただ、そればかり考えていると疲れちゃうんだけどね。 さて、朝廷ではドロドロした展開が相変わらず続いている。 鳥羽院は相変わらず白河院の影に悩まされているようで。 女の愛情に狂うのはそれの憂さを晴らすためか。 当時としては低い位だった、後の信西こと高階通憲。 学者としての深い知識で弁も立つ。 でも自信過剰な性格なうえに、食べ物にも事欠く生活だったようで・・・。 まだ当時は認められていなかったからね。 律令体制が崩壊して班田収受の法も行われなくなり、治安も悪化していたがために海賊が興ったのは必然か。 初陣に張り切る清盛だが、相変わらずやんちゃぶりか。 かたや源氏はかつて活躍した東国へ行き、力を蓄えるつもりらしい。 ある意味そういうところで、豪族と人脈を結ぶのは賢い選択か。 仕事の現場で、鱸丸が進言するが、当時としては身分の差があるのは当たり前。 争うのもしょうがないか。 だが、忠正はいまだに清盛を受け入れられない。 運命を呪う清盛を、たまたまついてきた通憲が励まし、戦場へ。 今回のおまけ 平清盛 広島ロケで使われた海賊船、グリーンピアせとうちで展示 |
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最初は税と社会保障の一体改革などにも切り込みたかったんだけど、こっちを先にする。
原発震災が尾を引いているうえで、最近注目度を上げているのが、中部大学教授の武田邦彦氏。 僕も知り合いの医師の人から武田邦彦氏の著書を勧められたことがある。 武田邦彦氏は今回の原発で再び注目を集めているようだ。 最初に注目を集めたのは、彼が 『環境問題は何故ウソがまかり通るのか』
を出版してから。 それ以来、一部では『トンデモ学者』のレッテル貼りをされるようになった。 成るほど、環境問題に関する彼の持論を調べると、常識的に考えて誤りが多いのがわかる。 ・持続性社会を作るためは二酸化炭素を増やすべき 縄文時代や平安時代より寒いから、二酸化炭素は増やすべきということらしいが、 平安時代は地球的にも寒い時代である。 (ために、平安貴族の寿命は短く、40歳から50歳だったといわれている。) ちなみに二酸化炭素よりもメタンガスが20倍、フロンガスが10000倍の温室効果を持つため、 フロンガスと二酸化炭素(この2つを合わせると、温暖化寄与度は全体の73%)の削減が、温暖化を防ぐ為の方法と言われている。 ・樹木は二酸化炭素を吸収しない 植物は二酸化炭素を『吸収』するのではなく、二酸化炭素と太陽光、水を『材料』にして光合成し、酸素を作り出す。 さらに言うなら、植物の細胞も酸素を取り込んで二酸化炭素を出すという『呼吸』をしている。 (光合成のときにつくられる酸素の量が多いが。) このほかにも、環境問題の節にはツッコミがあるわあるわ。 昔『頭脳パン連盟』を結成して米食廃止を主張した故・林髞(木々高太郎というペンネームもある。)にも似ている気がするが。 中には正しいことも書いてあるとはいえ、ある意味アジテーターだとは思うが、相手を感化させた人間の勝ちである。 放射線に関しては、不安が尽きないが、 やはり食物の放射能測定が大事な気がする。 ところで、『トンデモ』とはどういう意味なのか。 はてなキーワードによれば、 『大きな間違いや誤解・妄想によって立てられているため誤っている考え、 特に学問で常識とされていることに反する理論のことを言う』 確かに、頭脳パンの件といい、先ほどの環境問題の件といい、世の混乱に応じて間違った科学の説を立てる学者がいるにはいる。 ただ、それを言うなら 『チョコレートを食べすぎると鼻血が出る』 というのもトンデモ説になってしまう。信じている大人もいるし。 (注:医学的には全くそんなことはなく、昔のチョコが高かったために親が『そんなに食べると鼻血が出るよ』といい、 その『子供だまし』が流行ったものだという。) あるいは、今は言われていないかもしれないけど、 『嘘をつくと口が曲がる』『地獄に落ちて閻魔さまに舌を抜かれる』 と言われた。 これも『トンデモ説』か? 実際は単なる『子供だまし』と認識されているであろう。 どちらも科学的根拠のない言説ではあるけど、『トンデモ』と『子供だまし』の分岐点は、 『トンデモ』が大人も信じてしまう、ある意味理屈っぽい言説なのに対し、 『子供だまし』は大人が聞けばすぐ嘘とわかる物。 まあ子供だましはそれを逆手にとって、子供に対するしつけに使うことも多いけどね。 日本人の厄介さは、流行に流されやすいということ。 だから『トンデモ説』が流行りやすいんだと思う。 僕も己が感性に従うといいながら、実際は周りの雰囲気に流されることが多いからね。 常識を破れと最近はよく言うけど、こういう自然科学系の『常識』は常識として普段は従い、それに従うべきだと思う。 そして人生の中で自分の中に問いかけ、それでも『常識』に従えない時に、それを打ち破るんだ。 P.S.少し前に、 水に『ありがとう』と書いた紙を見せて凍らせるときれいな結晶になる、 『ばかやろう』と書いた紙を見せて凍らせると汚い結晶になる。 という疑似科学を聞いたことになる。 まあ論理的に考えれば、あきらかにそういうことはあり得ないけど、 子供だましぐらいにはなる、と僕は思う。
今回のおまけ 青と赤編 日常 日常の第6話 Watch Nichijou Episode 6 in アニメ | View More Free Videos Online at Veoh.com 源氏物語千年紀 第6話『朧月夜』 http://www.chia-anime.com/genji-monogatari-sennenki/watch-genji-monogatari-sennenki-6.html |
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