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理想と現実の間 ~運命の人・第2話~
日米の密約を暴こうとする、本木雅弘演じる弓成。
だが、その傲岸不遜な態度や、様々な人からのマンジュウを受け取らない潔癖さは敵を作りやすい。
社進党議員の横溝(旧社会党の横路氏がモデルか?)が国会で出した密約文書がもとで、それが現実のものになってしまうわけだが・・・。


弓成と山部は友人でありライバル関係のようだが、それぞれのスタンスがはっきりと異なっていていい感じ。
弓成はあくまでジャーナリズムを貫き、『反権力を貫く』タイプであり、
山部は政治家と関わって人望・人脈を広げ、『権力を動かす』タイプ。
したたかさの点では山部の方が上だが、この先弓成が窮地に立たされた時、彼はどう動くのやら。

一方、取材を進めていくうえで外務省の高官とも親しくなっていく弓成。
結婚相手も実家も金持ちで、資金もたくさんあるからできることなんだろうけどね・・・。
それで三木とも、取材相手以上に接近してしまうという状況で。
肉体関係まで持つわけで、それがまたスキャンダラスなこととして追及されてしまうわけか。


追及する側が追及される。
すべてが終わった時、弓成は全てを失うのだろう。
社会情勢に翻弄され、深く深く沈んでいくダウナーの多い山崎豊子の主人公。
彼はどう落ちていくのか?
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テーマ:テレビドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

【 2012/01/24 22:25 】

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