早速徳川家に嫁入りした江。
しかし本多正信がやたら礼儀正しいんだが。
『女は年にかかわらず、寛容で礼儀正しければいい』とのこと。
秀忠は「どれも当てはまらぬ。」と受け流す。
けだしごもっともである。
『ああ、女の皮をかぶった虎の心!
女は優しく穏やかで愛情深く、素直なもの』
シェイクスピア『ヘンリー6世』完子の風車を、ついつい持ってきてしまった江。
やはり母性は捨てきれぬか。
家康は喜ぶ。
まあ、子供の時から利発だった江に、一目置いていたのは確かだろう。
続いて子作りの話を持ち出す家康。
まあ、家を残し子を残すのが当時の『孝』だったからね。
家康は正室2人、側室15人をかこったと言われている。さて、初は高次に側室がいるとわかり、夫婦仲が一気に冷え、江のところに行くことに。
秀吉に紹介された側室で、既に間に男が出来ていた。
その時に秀忠と会い、彼がいい人だと誤解する。
急に機嫌が直ってしまい、初は高次のところへ帰ってしまう。
本当にコロコロ気分の変わる人だ。
しかし高次も贅沢である。 初は市の血をひく細身の美女だったという話だったから、彼女で満足してもよいはずなのに。
(ただ、二人の間に子はできず、子孫を誰にするかで苦心はしていただろう。江の娘をのちに養女に引き取るぐらいだったから。)さて、最近秀吉は病気でフセがちになる。
実際には、慶長の役のさなか、醍醐寺の再建完成祝いの花見の席で倒れたらしいが、今回は無しか?
いささかまずい気もするが。
結局秀頼に会ったことや、江のことを気にしていたためか回復したらしいが。
まあ、親心としては成人するまで生きて痛かったのが人情だろう。
秀忠と江は対立を続けるものの、火事を機に和解することに.
しかしこの時生まれた長女・千姫が秀頼に嫁ぐことになるのだから、人の一生は何が不幸になるか分かったものじゃない。
いよいよ来週は秀吉が死ぬか。
サクセスストーリーとして有名な秀吉の一生。
このドラマでは何を残すか。
今回のおまけ白井高子『愛の剣』
『幕末機関説 いろはにほへと』のエンディング
最初聞いた時には中島みゆきが歌っているかと思った。