民主の代表選は、菅総理が勝利、ということになった。
下馬評では小沢氏の勝利かも・・・って声もあったみたいだけど。 『少数の総和は多数より多い』ってことかね。 僕自身は代表選は避けるべきだったという持論だったため、この結果はとりあえずよしと思っている。 ともあれ2週間、時間を浪費した感は否めない。 あとは小沢氏と、どの点まで妥協できるか。 幹事長とはいかぬまでも選挙対策(影の仕事)ぐらいはさせたら、という持論は変わっていない。 かたくなに脱小沢を貫くあまり、党分裂を招いてしまっては自民に勢いを盛り返される。 民主主義の基礎は妥協である。 あるいは『きまぐれな日々』のkojitakenさん(この人、好きです)がいうように、財務大臣などの閣僚に抜擢するのもいいかもしれない。 菅総理は市民運動出身者ということもあって、経済が苦手みたいだし。 いずれにしてもよりダイナミックな方策を練ることが大事だろう。(神野直彦氏や榊原英資氏に経済政策のすべてをまかせっきりにする、という手もある。) 以下はきまぐれな日々の『小沢一郎は地方で支持されず完敗。代表選は菅直人が再選』からの抜粋です。 朝日新聞を見ると、社説などが「反小沢」で一貫しているのに対し、前述の政治エディター・渡辺勉の記事は、少し毛色が変わっている。一日も早く挙党態勢を築くことが政権党の責務だとする渡辺は、 小沢氏の「政治とカネ」の問題にけりがついたら、財務相など主要閣僚で起用したらどうか。 と提案しているのである。 なるほど、これは良いアイデアだ。小沢一郎を主要閣僚につけることは、有害な「小沢幻想」の広がりを抑えることにも役立つ。菅政権の支持率は下がるだろうが、経済関係の閣僚に小沢一郎を起用することは、小沢一郎の退路を断つことにもつながる。菅直人には、是非この案を真剣に検討してほしい。 もっとも、小沢一郎の昔からの持論である「所得税と住民税の大幅減税」(要するに金持ち減税)なんかをやられてはたまったものではないけれど、菅直人は「高額所得者に対する所得税の負担増」も視野に入れているそうだから(今朝の朝日新聞6面による)、そこは菅直人に抑えてもらえばよい。そして、菅直人がもくろむ不況下の消費税増税については、逆に小沢一郎に菅直人を抑えてもらえばよい。 要するに、菅直人と小沢一郎の政策の悪いところをそれぞれ排除していけば、民主党政権も今までよりは多少ましになるかもしれない。そして、政府を監視して圧力をかけていくのは、われわれ市民の役割だと思う今日この頃である。 光あるところに影がある、という。 歴史の栄光の影には数知れぬ無名の人物の活躍があった。 秀吉の天下統一・政権維持は弟の秀長や黒田官兵衛、竹中半兵衛の知略と調整があってこそだったし、坂本龍馬と海援隊はグラバーや大浦慶といった商人衆が資金を提供したから活躍できた。 現代史に入ってからも、大野伴睦(『政治は義理と人情』『猿は木から落ちても猿だが、政治家は落ちたら只の人』という名言を残した人物)や三木武吉、金丸信といったメンツが裏で妥協、調整に回ったからこそ安定政権を維持できた。 『クリーン三木』と呼ばれた三木武夫も、三木派の大番頭と言われた河本敏夫がいたからこそクリーンでいられたのである。 いつの時代も、歴史の偉業は一人でやるものではなく、無名の多数の人間の積み上げによるものなのである。 小沢氏が英雄か、梟雄かはわからないが、少なくとも政権交代を成し遂げた影の人物として歴史には残るだろうな。 僕も『光さす影』の1つになってみたいと思う今日このころ 今回のおまけ(久々の三本立てです。) サスケ OP ご存知、白土三平氏の代表作。 らんま1/2 第12話『女の恋は戦争よ!格闘新体操でいざ勝負』 黒バラの小太刀は『戦う女性』ということで、僕の好みだったりする。 兄貴の帯刀はネタキャラらしいが。(ドラゴンボールのヤムチャみたいなもんか?) Watch Ranma 1/2 episode 12 in å��ç�» | View More Free Videos Online at Veoh.com 妖魔 前篇 緋影魔境編 その3 あやとともに住み始めた緋影は、村人の一人が殺されたのをきっかけに、村のバックに妖魔がいることを知り・・・。 |
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