遅くなりました。
借りぐらしのアリエッティの感想。 何なんだろう。 心温まる話なのに、この物足りなさ。 翔の家が中心の舞台みたいな作品だし、尺も80分と、ちょっと短いからかも。 小人の視点からすると、それでも広いんだけどね。 ともあれ、箱庭みたいな世界観だけれども、やっぱり登場人物の一挙一動が面白くて、ロマンアルバムを見るとついついにやけてしまう。 家政婦のハルばあさんも、陰湿なところがあるけれどどこか憎めないんだよね。 小人を取り逃がした時のあの抜けた顔と言ったら・・・。 声を当てている樹木希林が、「自分の顔にそっくり」といっていたけれど、そうかも。 アリエッティは初期設定ではナウシカみたいな感じだったけど、今回はキキっぽくなっていったような感じだったなあ。 親元から旅立つ、という終わり方ではなかったけど。 (原作ではキキとトンボが結婚して、2人の娘が魔女になるらしいんだけど) さて、翔君。 何気に黒い台詞が多いなあ。 小人たちに向かって「絶滅する種族」だなんて・・・。 自分の心に余裕がないからなんだろうけれど。 神木龍之介が声変わりしたこともあって、12歳には見えなかったし。 ともあれ、CG描写に戻したこともあって、綺麗な作画だったと思うし、一度はみてもいいかも。 マイ・ベストは『もののけ姫』なんだけどね。 僕が『THE 八犬伝』や『妖魔』を好むのも、もののけ姫を思い出すからかもしれない。 今回のおまけ 妖魔 上の巻 緋影魔境編 2/4 親友・魔狼を追って自殺の名所にやってきた緋影は、そこに住む顔にあざを持つ女性・あやに魅かれていくが・・・。 |
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