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薩摩藩名義で長州に武器を送ることにした坂本龍馬。 そのために武器商人のグラバーと交渉することに・・・。
薩摩と長州が手を結んで幕府を倒すよう仕向けるよう告白した龍馬。 でもこれはある意味、国家の転覆なんじゃあ・・・。 承認ならまだしも、一介の浪人では考えられない発想だろうな。 それでもグラバーが承認して、交渉に応じたのは、自分の思いをあけっぴろげに話した龍馬の度胸の良さと、薩長と幕府が闘うほうが外国がつぶすよりも、多くの武器が必要になって自分たちがもうかるからだと考えたからじゃないかねえ。 もともとイギリスはフランスに比べると幕府との関係が薄かったし。
てなわけで、近藤長次郎を中心に交渉する亀山社中。 長次郎は自分の妻子に、もしかすると外国に行けるかもしれないとこぼすが、これが来週の悲劇につながっていくわけね。 ともあれ、商人の生まれとはいえ、彼もやっぱり武士だなあ。
さて、お元は龍馬に対し、自分がクリスチャンであること、同時に幕府の間者として働いていることなどを打ち明ける。 おそらくキリスト教の思想はは心の支え(神の前にみな平等、というような。)、間者はぼろ儲けをするために行っていたのだろう。 『三界に家なし』と呼ばれた当時の女性。売られて舞妓はんを務めながらしたたかに生き抜くお元。 にもかかわらず健気さを感じるのは、やはり舞子というポジションゆえか。
とにもかくにも薩長同盟の下地が出来た龍馬。 しかし、その前に悲劇が・・・。
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