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交渉へ ~龍馬伝・亀山社中のお仕事~
薩摩藩名義で長州に武器を送ることにした坂本龍馬。
そのために武器商人のグラバーと交渉することに・・・。

薩摩と長州が手を結んで幕府を倒すよう仕向けるよう告白した龍馬。
でもこれはある意味、国家の転覆なんじゃあ・・・。
承認ならまだしも、一介の浪人では考えられない発想だろうな。
それでもグラバーが承認して、交渉に応じたのは、自分の思いをあけっぴろげに話した龍馬の度胸の良さと、薩長と幕府が闘うほうが外国がつぶすよりも、多くの武器が必要になって自分たちがもうかるからだと考えたからじゃないかねえ。
もともとイギリスはフランスに比べると幕府との関係が薄かったし。

てなわけで、近藤長次郎を中心に交渉する亀山社中。
長次郎は自分の妻子に、もしかすると外国に行けるかもしれないとこぼすが、これが来週の悲劇につながっていくわけね。
ともあれ、商人の生まれとはいえ、彼もやっぱり武士だなあ。

さて、お元は龍馬に対し、自分がクリスチャンであること、同時に幕府の間者として働いていることなどを打ち明ける。
おそらくキリスト教の思想はは心の支え(神の前にみな平等、というような。)、間者はぼろ儲けをするために行っていたのだろう。
『三界に家なし』と呼ばれた当時の女性。売られて舞妓はんを務めながらしたたかに生き抜くお元。
にもかかわらず健気さを感じるのは、やはり舞子というポジションゆえか。

とにもかくにも薩長同盟の下地が出来た龍馬。
しかし、その前に悲劇が・・・。

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テーマ:龍馬伝 - ジャンル:テレビ・ラジオ

【 2010/08/16 00:39 】

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西行のように
実を言うと『軽』の書き込みをした後は『重』の書きこみ、次に『軽』の書き込みをしようと思ったんだけど、おあいそです

お盆近くと言う事で、大学の警備員も休みを取り、研究室に入れない日々。
家でくつろいで時間を過ごしています。

公務員試験は終わったが、今度は親から法人の病院を薦められている。
ともあれ、第一志望は内定をもらった薬局なんだけどね。

自分の中には互いに矛盾した2つの感情がある。
住み慣れた人々と離れたくない一方、教会の人たちともどこかで心の隔たりを感じている。
また、どこかで好きな人と離れ離れになることを恐れる。いつかはそうなる運命だとも感じている。
ずっと自宅通いだが、家族には厭わしさを感じることもある。
室生犀星ではないが

遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
よしや
うらぶれて異土の乞食となるとても
帰るところにあるまじや


とも感じている。

どこかで常に孤独だと感じるものの、それでいいとも思っている。

常に何もかも捨てて旅に出たいと思っている。
西行松尾芭蕉のように。
様々なところを渡り歩き、様々な人々の様々な生活を体験したいと感じている


西行は裕福な武士の生まれだった。
家も家族も捨てて27歳で出家したのちは、諸国を転々として草庵で暮らしていたという。
出家するとき、何を思っていたのか、それはわからない。
でもいつか自分もこうなるときが来るような気がする。


今回のおまけ

THE 八犬伝
サウンドトラック『アクト3 血脈』
八犬士の犬川荘助(CV:山口勝平)、犬山道節(CV:山寺宏一)、犬塚信乃(CV:関俊彦)の苦悩を描く。
それを見守る母・伏姫(CV:伊藤美紀・・・ドラゴンボールの18号ね。雰囲気全然違う。)



THE 八犬伝THE 八犬伝
(1990/10/21)
ビデオ・サントラ伊藤美紀

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テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

【 2010/08/14 23:07 】

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細川・羽田内閣の期間より長いが
民主政権の期間は、細川・羽田内閣の期間を超えたとか。
それはそれでよいのだが、同時に一つの曲がり角。
参院では与党過半数割れ(とはいっても民主が第一党)
僕自身、言いたいことはあるにはある。

まずは菅総理。
『大臣』を斜め読みする限り、行政構想は悪くない。
大臣 増補版 (岩波新書)大臣 増補版 (岩波新書)
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菅 直人

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一言でいえば、
今まで省庁が下からボトムアップ式で判断した(大臣は最終判断)
ものを
国民から選ばれた政治家が独自で判断し、トップダウン式に行政を動かす。
というもの。
菅総理によれば、これには2つの長所がある。
①行政が電光石火で動くことが出来る
②責任者が明確(大臣)

これがいけないとは思わない。
幕末京都の新撰組は、当時としては最強の組織と言われていたのだが、その理由の一つに
『近藤局長の命令を土方副長が受け取り、それぞれの隊にトップダウンで命令を下す』
というのがあったし。
(この『政治主導』を確立させるには、大臣が少なくとも任期満了(4年)までとどまることが必要とも言っている。おそらく、落選した千葉法相を民間閣僚としてとどめたのはそのためかと。)
だからこそ、国家戦略局はそれを確立させるために大事だ。ラインからは外すべきではない。

局の人間には民間人を全員起用し、参考とする意見には順番をつけるべき。
そうすればよりベストで、より早い決断ができると考えている。
その決断を官房長官が積極的に発信し、閣僚がそれに基づいて動くのが理想だろう。

それともう一つ。
疑惑まみれの小沢氏をある程度遠ざけるのはいいのだが、あまり邪険にするのもよくない。
二大政党制という最終目標は一致しているわけだし。
ただでさえ人を集めたがっても集まらない身、数集めの名手である小沢氏には歩み寄れるところまで歩み寄るべきだ。
まずは衆院選のマニフェストであった『消費税は4年間あげない』という約束を守り、所得税・法人税・相続税改革や無駄減らしで税収増を図るべきだと思う。
むやみに野党に歩み寄るのではなく、与党の意見にも配慮することが肝要だろう。。


長妻氏。
厚労大臣についてからほぼ1年。読売では官僚との間でのぎくしゃく感も報道されている。
(命令に納得できる官僚は1パーセントのことらしい。)
僕自身は長妻氏は頑張っていると思うが、やはり批判は批判として受け止めるべきだろう。
とはいえ、あまり本気にはしない方がいい。
3200人中750人しかアンケートしてないそうだし、しかもほかの省庁のアンケートは全く書かれていない。
何だか『あらたにす』の新聞案内人の報道刑の話を思い出す。
出た杭は寄ってたかって引きずり落とす。



「ジールス国脱出記」(新潮社刊)という長編小説を書いたことがあります。リクルート事件が表ざたになった頃でした。
大衆は、抜きん出た人間を待望するが、ひとたび誰かが権力を握ったり、金持ちになったりすると、寄ってたかって引きずり落とす。そのプロセスを風刺した小説でした。(中略)
 その小説の中で登場させた刑が「報道刑」という刑罰です。法律上の刑は、裁判で罪が確定した段階で執行されますが、このジールス国という社会では、その前に報道刑というのがある。
 疑惑を持たれた段階でマスコミはあれこれ書き立てる。検察は捜査の進行ぶりをどんどん公開して報道を加速させる。法律に関係なく、大衆が投票によって「有罪」と認定すると、被疑者は透明のガラスに覆われた車に乗せられ、さらし者にされて、銀座通りを運ばれていく。

                                                       水木 楊『“報道刑”のいやな感じ』
もっともこれがマスコミの商売論理だからしょうがない。『犬が人にかみついてもニュースにはならないが、人が犬にかみつけばニュースになる』が鉄則

締め付けすぎてもよくないが、だからと言って下っ端に任せッきりにしても不祥事をバンバン起こす。
飴と鞭をどう使い分けるかはむずかしい。
でも勉強熱心だし、自分の信じた道を(任期一杯まで)やっていけばよいと思う。
やがて官僚たちも慣れる、という事もあるだろうし。

子供手当の理念(子供に直接資金を提供し、社会全体で子供を育てる)をもう少し発信すべきだと思う。
手当がバラマキで、保育所がバラマキでない、とは思えない。
子供を保育所に入れるにもお金が必要だし。
(多少額が高いような気もするけど。)


そして小沢氏。
現政権から邪険にされるのは悔しいだろうが、こらえるべき。
今民主党を出てしまっては自民に勢いを盛り返される。
彼とそのグループは民主が与党であるために必要だろう。僕は清濁併せのむ。

繰り返すが、菅総理と小沢氏は二大政党制を最終目標としている点では一致している。(前原氏や岡田氏も)
そのために17年前、旧竹下派を割ったんだから。

(僕自身は多党性がいいと思うが、その前に二大政党制を確立させてから多党制に移行するのもよいと思っている。政界再編を行うとしたら二大政党制が確立した頃がベストだろう。
少なくとも今はまだ早い。おそらく自民が勢いを盛り返す

党内で争っても何の意味もない。
マスコミが面白おかしく盛りたてても動じず、菅総理と歩み寄るべきところは歩み寄るべきだ。
論戦上手な菅総理ら旧民主党は内閣に、選挙に強い小沢グループは党内にいて、きっちりと団結すべきだろう。
小沢氏も体を壊しているし、おそらくこれが最後の任期になるだろうし。



代表選で菅総理が続投するにせよ、他の人に替わるにしても、僕はしばらくは現政権を見守るつもり。
(社民も低調だし・・・・まさか辻元清美が離脱するとは)
勝海舟じゃないけれど、「やるだけのことはやって、あとは心のうちでそっと心配する」つもりです。

P.S.菅内閣は全員そろって靖国には参拝しないらしい。
理由に温度差はあるが、なるほど、アジアも重視しているだけはある。

今回のおまけ
星新一ショートショート 『不満』
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テーマ:民主党・菅直人政権 - ジャンル:政治・経済

【 2010/08/12 23:22 】

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必殺○○人!
猿飛あやめを守るために寝ずの番を始めた坂田銀時たちと服部全蔵。
・・・・というか、神楽寝ちゃってるよ。
しかもしたたかに刺客からあやめを守ってるし。
どういう神経してるんじゃ。

しかも銀時はボラギノールを買いに・・・っていつの時代だよ。

しかも刺客は必殺仕事人のメインテーマに合わせて登場。
おかげでメインテーマ久々に聞きたくなっちゃったじゃないか。
しかし最初の爆弾入り枕を持つ男はともかく、Tシャツにチューベット・・・ってもう刺客じゃないじゃないか!!
しっかりと手にかける銀時と全蔵
非情な・・・。

この戦いまだ続くのだろうか…?

P.S.献血中にアニメ銀魂見たけど、おもろいおもろい。
新八が女の子にラブレター書く話だったんだけど、近藤も土方も何やっとんネン。

今回のおまけ
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テーマ:銀魂 - ジャンル:アニメ・コミック

【 2010/08/11 23:05 】

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両雄対決 ~龍馬伝・狙われた龍馬~
西郷を追って京にやってきた坂本龍馬。
寺田屋でお龍を守るために、新撰組局長・近藤勇と相対する。
それにしても相変わらずずうずうしい龍馬。
惚れた女を助けるためとはいえ、客の相手をしている座敷へずかずか踏み込むとは。

『新撰組!』では近藤と龍馬は、多摩時代から会っていて、この2人の友情と対立がサブテーマの1つになっていた。
実際に近藤と龍馬が接触した確実な証拠はないらしいが。
今回の新撰組はまさにターミネーターを思わせる暗殺集団という感じで、近藤も粗野な面が目立つ。
(史実の以蔵もこういうタイプかも)
実際には天誅がはびこる京の町の治安を維持するなどの功績もあったと思うんだが。

ただ、さすがに龍馬のように、勤皇佐幕論を超えることはできなかったゆえ、幕府消滅とともに消えゆく運命にあったわけ。それでも常に『忠義の士』であり続けようとしたという点では、彼らもまた龍馬とは違う意味で一本道を歩んだといえよう。

さて、龍馬は千葉重太郎とも再会。
ともあれ、入浴中に入り込んでくるとは、重太郎もずうずうしい。
入浴中に襲う、というのは寝込みの時と並んで暗殺の常套手段なのだが。

(源義朝も頼家も入浴中に暗殺されている。)
彼の話をたち聞き、お龍も複雑な思いになる。
お登勢の言う通り、彼と添い遂げても幸せにはなれなさそうだな。
浮気性なうえに、家族の幸せよりも日本のことを・・・と考えている人じゃ。


そういえば、『新撰組!』でも、世の中が激しく動いているのに、自分は貧乏道場の主で一生を終えるのかと悩んでいる近藤に対して、妻が
「自分のよき夫であり、娘のよき父であってくれれば結構」
と慰めるシーンがあったな。
当時の男の幸せ、女の幸せ、これが食い違うことがよくあったのかも。
(もっともこれは今も変わらないのかもしれない。)

長州は幕府と戦う気概はあるものの、いかんせん武器がない。
そこに薩摩藩名義で亀山社中が武器を運んでくれたから、ラッキーというわけだ。これが原因で薩摩と長州が接近するわけね。
(それを見抜いて龍馬は西郷にこの『手土産』を進めるんだから、先見性があると言える。)

さて、今回の岩崎弥太郎。
材木から藩専売の品物に変えようという魂胆らしいが。また汚くなるありさま。(家は相変わらず立派だけど)
猿からにらまれるところは、猿と同等になり下がったということか。
相変わらずみじめ。

今回のおまけ
銀魂 MAD 月光
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【 2010/08/09 21:00 】

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