禁門の変で久坂玄瑞は自害。長州藩は朝敵となり、桂小五郎は乞食のような生活へ。
これを機に幕府は長州を根絶やしにしようと考えるが、勝麟太郎がそれをたしなめる。
でもかえって不興を買って、海軍操練所は廃止になることに。
まあ、今までの流れからすると、遅かれ早かれ廃止にはなりそうだったけどね。
勤皇佐幕論よりもう一つ上から世の流れを見ていたのは、勝海舟だったのかもしれないけど、
いつの時代も天才は理解されないもの。脅威を始末しておきたかった幕臣にとっては耳が痛かったのかもね。
(本当は徳川慶喜も勝と同じだったと思うんだけど、どうも今回の慶喜は小物っぽいな。)相変わらず拷問を受け続ける岡田以蔵。
小説の中にあった
「痛いよう、痛いよう」という叫び声はなしか。
まあ、そのほうが自然か。(個人的には残念だけど。)
それを聞いて、ついに武市半平太は毒薬・天祥丸を差し出す。
そうか、そこで以蔵は半平太に裏切られたと思い込んで、すべてを白状しちゃうわけね。半平太の弟である田内恵吉も(病弱だったということもある)、それを服用して自決したらしいけれど。
まったく、誤解っていうのはいつ起こるかわかりゃしない。
岩崎弥太郎も、目の前で知り合いが苦しめられている姿を見て、耐えられなくなってきているのはわかるね。
後藤象二郎も冷酷だなあ。
これから先、どのように坂本龍馬と和解するのかがまた、楽しみだけれど。(のちに自由民権運動にも参加しているし。ちなみに板垣退助はこの時、山内容堂の側用人として活躍していたとか)あとは・・・。
坂本龍馬とお登勢が出会うときのセッティングを見て、新横浜ラーメン博物館の地下街を思い出した。
ずいぶん突飛な発想だけど・・・。
すまん、龍馬を肴に感想を書こうとしても、どうも最近思いつかん。
今回のおまけ岡田以蔵の墓参り