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修羅の足音 ~天地人感想~
三成は福島正則、加藤清正らに追われ、家康の懐へ逃げ込む。
このときに直江兼続が三成を救ったように描かれているが、家康は自分の意思で三成をかくまったみたいだよ。
今三成を手にかければ、豊臣がまとまってしまうと懸念してね。
あくまでも火種を残しておいたほうがいいと考えたのは、さすが。

ともあれ、家康の専横にいらだっていたのは三成や兼続だけではなかった。
毛利輝元もそうだったようだ。
三成は嫌いだけれども、家康もいやだ。
そのあたりの微妙な感情が、のちの関が原での行動に移っていくのかも。

三成は奉行を引退した後、頭をそって慎ましく暮らしていた。
それを見て昔を思い出す直江兼続。
土臭く描いたのはなぜかねえ。

関ヶ原の戦いの後、佐和山城も陥落するのだが、城の中は質素、金目のものは何一つなかったとされている。
そういう意味では三成を、不器用ながら清廉潔白な人物として描いたのはよかったのかもしれない。

三成の不幸は、あっという間に秀吉の側近になったこと、そろばん勘定だけで出世したことだったと思う。
そのせいで福島正則ら武断派からは『茶坊主』『そろばんだけで出世しやがって』と思われ、嫌われていた。
結果、人望も人脈もあまりないままに関が原の合戦に臨み、家康に敗れていく

家康はその点、したたかなんだよな。
やはり20年間の人質生活があったゆえだろうか。
ヒトの心の動きが分かっている。
ただでさえ憎まれていた三成を徹底的に非難する。
それによって武断派の心をつかむ

心の内で無意識に思っていたことを、ある人が言ってくれると、人間はその人にひかれてしまうのかもしれない
4年前の郵政選挙や、第一次大戦後のイギリスの選挙を見ていても、そんな感じがする。
(注:戦後、有権者の多くはドイツを憎んでいた。
それを知ったロイドジョージ大統領は
『皇帝をつるせ!』
『ドイツからはとことん搾り取れ!!』
というワンフレーズで人の心をつかみ、与党圧勝へと導いた。)


加えて家康は、さまざまな大小名と姻戚関係を結び、秀頼の後見人にもなったりして人脈を広げていく。
関ヶ原の戦いは、三成の知略に家康の人望と人脈が勝ったのかも。

今回のおまけ
天地人とはあまり関係がないが。

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テーマ:天地人 - ジャンル:テレビ・ラジオ

【 2009/09/12 17:47 】

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