FC2ブログ

女もまた ~天地人感想~
京に上った菊姫とお船。
そこで北政所や淀殿とも出会う。
これが大奥だったらもっとドロドロしたものになるんだろうな。

鶴松を失ってから、淀殿の周りの女たちは一斉に正室の北政所になびく。
勝ち馬に乗りたがるのは人の情なんだけど、あまりに淀殿がかわいそすぎる。
この時点で北政所と淀殿の対立はちらついているんだけどね。

奔放な淀殿と、物静かな北政所は何となく肌合いが合わないイメージが合うが。こんかいの花のエピソードでもよく表れている。
競争本能は人の本能なんだけど。


だからこそ、利害得失に関係なく接近する菊姫が好きになったのかも。
彼女がいて、景勝たちも西軍につくんだろうなあ。
のちの関が原ではどちらが正義かわかりにくいし。(勝ち馬につきたがる人間が大半だったしね。)

なぜこのエピソードを朝鮮出兵直前に出すのかわかりにくかったが、景勝が言うように
「これではおなごの花戦とかわらぬ。珍しい花を集めては優劣を競うという・・・勝ったとて如何ほどのこともない。もっともこの戦ははるかにたちが悪いがのう」
ともあれ、繰り返すが競争本能は人の本能である。
だから向上心が生まれ、また嫉妬心も生まれる。
花戦も競争本能も善し悪しだけど、それをプラスの方向には生かしきれないのが人間の難点なんだよな。


今回のおまけ
文禄・慶長の役の直江兼続陣跡見学

ブログパーツ アクセスランキング

にほんブログ村 テレビブログ 大河ドラマ・時代劇へ
にほんブログ村



ブログランキング

ドラマQ

スポンサーサイト



テーマ:天地人 - ジャンル:テレビ・ラジオ

【 2009/08/08 23:59 】

| 大河ドラマ(天地人) | コメント(0) | トラックバック(1) |
天下人の代償 ~天地人感想~
天下を取った秀吉は、だんだんと人たらしの性格が鳴りをひそめる。
鶴松を溺愛した揚句、片腕であった千利休を煙たく思い始め、ついには処刑することに。

ともあれ、どうして秀吉が利休を煙たく思い始めたのか、プロセスが書かれていなかったことが残念だな。
もともと派手好きの秀吉と、わび・さびを好む千利休は水と油とも思えたけど。

お涼によれば、利休は見せしめで殺されたらしい。
それはちと・・・と思うが、考えてみれば、天下を取って、秀吉はだれも信用できなくなったのかもしれない。(権力者の孤独である。)
なおかつ子にも恵まれず、しかもそばでは利休が力をつけ、ああせいこうせいと口出しをしてくる・・・。

利休を処刑することで脅威をそぎ、なおかつ自分の精神も安定させるという、屈折した意図があったのでは。
ともあれ、父を失ったお涼が気の毒である。

そうした恐怖もあってか、あるいはお船に動かされたのか、菊姫は人質として京に上ることになる。
ともあれ、子供もいない中で一人で人質に上るのはつらいだろうな。
しかし『命令である、京に上られよ』という景勝もどうかと。
口下手だからうまく気づかいを言い表せないんだろうな。

親から僕に「口下手は駄目」とダメ出しが…。
僕も口下手だから、景勝に共感できなくもないんだけど。
景勝のように口下手で不器用な人間もいれば、口先三寸で小賢しく立ち回る人間もいる。
権力者は孤独でも、いや孤独だからこそ、自分の心境に合わせて接近する後者を重用するんだろうな。
今も昔も。



前者が後者に勝つには『実力・馬力・成果』を見せないといけないような気がするが。
家康の家臣・大久保彦左衛門は『狡猾・卑劣に立ちまわってまで知行を望んではならず、たとえ飢え死にしても不器用にぶつかるのが大久保家の家風』と言っていたけど。


今回のおまけ
天地人講座 其の弐 上杉景虎──10の謎

ブログパーツ アクセスランキング

にほんブログ村 テレビブログ 大河ドラマ・時代劇へ
にほんブログ村



ブログランキング

ドラマQ

テーマ:天地人 - ジャンル:テレビ・ラジオ

【 2009/08/08 23:58 】

| 大河ドラマ(天地人) | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ホーム |