上杉景勝を丸め込むために、自ら越後に赴く豊臣秀吉。
いかにも人たらしらしい。
女好きなのは史実どおりか・・・。
むっつりとしている石田三成との対比が面白い。
秀吉の交渉術は、ニコポン(ニコニコしながらぽんと肩をたたくこと)のイメージがあったんだけれども、今回はそれ以上のオーバーアクトやなあ。
家臣たちの名前を覚えているのはさすがだけど、景勝や直江兼続をたくみによい書して、どっちが天下人だかわかりゃしない。
どんな質問をされても黙っている景勝もあれだが、なんともかみ合わない交渉術。
うまくフォローする兼続はなかなかだと思うんだけどね。
石田三成の指摘はもっともだと思うなあ。
でしゃばりすぎるのもよくない。
まっすぐも行過ぎると阿呆に見られる。
命の恩人の顔を忘れてはいけない。
ともあれ、これだけずばずばものを言うと反感買うだろうなあ。
三成も加藤清正や福島正則から『横柄者』『茶坊主』と言われていたみたいだけど、多分その性格と実務向けの能力がそうさせたんだと思う。
もともと官僚的な能力を持つものと、たたき上げの武将とはどこの大名でも相容れないみたいだけど。
(秀吉と柴田勝家もそうだし、本多正信と大久保彦左衛門も。)
今回のおまけ。ご当地ヒーローは最近流行りだけど、
個のCMのヒーローには届かないと思う。
アミノサプリ CM