いよいよ大奥を去ることになった天璋院。
家定のもとに嫁いでから13年。
最初は奔放な姫に対して毛嫌いしていた女中達も、皆々天璋院を慕うようになっている。
人との付き合いはどのように変化するかわからないや・・・。
ちょっとうらやましい。
滝山とも、最初は険悪な中だったけれど、やがて強い絆で結ばれたようだし。
16歳の時から大奥で働いた滝山は、生きがいでもある大奥を去った後、ひっそりと生きるといっていたけれど、最終回でどうやら再登場するよう。
史実でも結構長生きをしたしね。
相変らず我儘ばかりの本寿院。
でもどこか子供っぽくて可愛らしい。
それに本寿院たちが多くの花を生けたおかげで、江戸城にやってきた官軍が度肝をぬかれるのだから。
大御台としての暮らしから一転、一橋家のわび住い。
でも決して贅沢を言わないのが魅力だよね。
幼い頃から多感な少女だったし。
苦しみがわかっているのかも。
さて、今回の目玉は帯刀との再会。
・・・なのですが、ちょっと残念なことが。
御互いに口調や態度が変わっているのを見てたしなめているのだけれど、
それならばせめて最後に「於一様」「尚五郎さん」と昔の呼び名で読んでほしかった。
「もし、斉彬様の養女になると言う話がなかったら、一緒になってくれましたか?」
帯刀の問いに対して天璋院は
「家定様に相談してみます。」
・・・うまいところに落としたな。
でもそのあと、「御互いに幸せならば、それでよいでしょう。」と言ったのは見事。
さあ、次はいよいよ最終回。
天璋院の明治での生き様はどのようなものか?
今回のおまけ社会現象!? 篤姫ブーム