秀吉の狂気 ~軍師官兵衛第35話・秀吉のたくらみ感想~
晩年の狂気じみた秀吉の人格が現れたのは、息子の鶴松を病で失ったときとも、弟の秀長が病死したときとも、淀殿妊娠を大仏の功徳と嘲笑されたときとも言われているが、今回は関白となって天下人になったとき、ということになっているようだ。
僕自身は秀長を失った時と考えているが。

関白になってから着々と九州攻めを進めてくる秀吉。
天下惣無事のスローガンに合わせるように、九州大名の本領安堵をしてくる。
官兵衛はその手足として働いているようだが、秀吉に受け入れられない彼は気持ちはいかばかりだったか。

女好きの秀吉がお市の血を引いた美しい淀殿に惹かれたのは当然か。
今回淀殿が秀吉の懐に飛び込んだのは、道薫こと荒木村重に影響されたからだとか。
化け物と称された道薫のように、化け物のように生きたいということらしいが・・・。
やはり両親を失った今、身寄りがなかったからかもしれない。

早速黒田の家族には調子のいいことを言って早速九州に出陣する秀吉。
まだまだ人使いの天才らしいところは残っているらしい。
ともあれ、石田三成とは相変わらず対立が続いているようで。
奉行派と武断派との対立はこの時から変わってないようである。


結局官兵衛の指示通り、島津の領地を安堵することになった。
なんだかんだ言っても官兵衛の意見は結構採用されてるのね。

一方でキリスト教に関して警戒を強める秀吉。
表向きでは笑っていても、心の奥底では警戒していたようだ。
ただでさえキリスト教の教えは、封建社会の倫理の妨げになっていたからねえ。
そして高山右近にキリシタンを捨てるという命令が下る。

一方で右近は信心を捨てないと決意する。
そして結局マニラに追放されてしまうわけか。切ない。


そして秀吉を説得しようとするも、逆に伴天連追放令を見せられる官兵衛。
キリスト教徒が結束して反乱を起こすことを恐れて・・・ということらしいが、のちに島原の乱が伴天連反乱軍となるわけだけど。
そして姫路から北九州に左遷されてしまうのだが・・・。
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【 2014/08/31 20:45 】

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官兵衛、キリスト教入信 ~軍師官兵衛第33話『傷だらけの魂』感想~
天下惣無事という目的を掲げる秀吉。
だけど天下惣無事を道薫に否定される。
秀吉の怒りを買うのも当然だけど『天下は回り持ち』という風潮があったからなあ。

秀吉が関白になり、天下統一も間近、というとき、
道薫として生き残った荒木村重は、信長の追手を逃れた我が子と再会するけど、心を開かない。
もうすっかり世捨て人になってるなあ。
父と母を失った茶々はなぜ妻や子を失っても生き続けているのかと聞かれるけど、道薫は逆に、父と母を失っても生き続けている茶々こそ化け物であると言いきる。
これは相手の逆鱗に触れるよなあ。



これを機に道薫の心の傷を悟り、キリスト教を信じている高山右近の話を聞く。
ある意味心の傷と宗教は切っても切れない関係なんだろうけれど。
キリスト教は自分の罪を理解し悔い改めるものに寛大なんだけどねえ。
人間の業と罪をよく理解している官兵衛だから、そういう気持ちに至るんだろうけどねえ。

そして洗礼を受ける官兵衛。
キリシタンの歌声で生きる力を取り戻したという話だけど、確かにそれは史実でもあったかもしれない。
それを不安がらない妻も無言の信頼があるというべきか。
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【 2014/08/17 20:43 】

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官兵衛の待遇 ~軍師官兵衛第32話『さらば、父よ!』感想~
末世とは 別にはあらじ 木の下の 猿関白を 見るにつけても

秀吉が関白になったとき、貼りだされた落首だった。
秀吉が天下人となったことには違和感を感じるのは上も下も同じだったらしい。

さて、その秀吉は家康を相手に小牧・長久手で戦いを挑み敗れ去る。
官兵衛は家康と戦うのは反対していたようだけど、官兵衛と家康は接点がないから、どう動くのかがわからないからこそ、戦いを避けるべきと考えていたのだろう。

一方秀吉は、内大臣に出世して石田三成と官兵衛を呼び寄せ、関白になることを宣言する。
しかし高い位を望み続けるのはハングリー精神ゆえかねえ。
その中で実務に優れた三成をどんどん出世させていく一方、官兵衛を遠ざける。
まあ三成は実務に優れているけれど、官兵衛は作戦を授けるだけだからねえ。(その点は秀吉も分かっていたようだけど)
「あなたの死後天下をとるのは誰か」と聞かれて秀吉は、「あのちんば(官兵衛)だ」と答えたという逸話が残っているけれど、やはり秀吉は官兵衛の実力を認めていたのは確かだったのだろう。



さて、家康が上洛に応じないのを見て、秀吉は家康と決戦しようとするが、官兵衛は逆に穏便な方法をとるよう勧める。
官兵衛は三河安城以来の徳川家の結束を指摘し、豊臣家の結束がまだまだ弱いことを指摘。
接点がないながらよくそこまで調べたもんだ。
おかげで秀吉に再び認められていたようだけども。

領地が播磨に代わり、統治に苦労する長政。
農民たちの不満を聞こうとするが、不満が多く、ついには刀に手をかけてしまうという状態に。
困り果てた家臣は職隆に相談。
年の功を見事に発揮してますなあ。
長い年月をかけて領民の信頼を得ていくというのは難しいことだけど。

血気盛んな長政もそれで一つ学んだようで。
そうやってゆっくり一人前になっていくのかね。
自分は仕事についてから4年たったけど、まだまだ半人前な気がする。



木の下でゆっくりと死んでいく職隆。
結構ドラマでは外の木の下で死んでいくというパターンが多いけど、実際は病で屋敷の床で死ぬパターンが多い気もするが。
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【 2014/08/10 20:44 】

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生き残った村重 ~軍師官兵衛第31話『天下人への道』感想~
それにしても、秀吉のスタッフとして作戦を授けるのが軍師官兵衛といったところだが、今回はそれだけじゃなく、交渉や調略・懐柔も多い官兵衛。
寝技が多いからダーティーに皆思えるようで、『大河史上最も腹黒い男』との評がでたようで。



さて、ニューフェイス千宗易(伊武雅刀)。
ダーティーな感じが強いとか言われたけど、荒木村重と官兵衛の関係について知っているうえで村重との説得を進めるとは、人の心はわかっている感じか。(さすがは内々のことは利休にといわれただけある。)
(そういえば映画『利休にたずねよ』見てないな。見なきゃ)

そして茶人として帰ってきた村重。
道糞と名乗っていたようだけど、実際には小西行長を中傷したり、秀吉の悪口を言っておねにばれてからつけた名前らしい。(利休とは親交があったようだけど、師弟関係だったかどうかは不明)
のちに秀吉から許されて道薫(どうくん)と名乗るようだけど、一度裏切って失敗したものとしての気持ちはどうだったか


なにやらラブコメっぽい展開で進められている糸と長政の関係。
まずは糸を秀吉の養女にしてから長政と結ばせるという形になった。
子が少なく、封建時代としては致命的な弱点を持っていた秀吉にとってはどれだけうれしかっただろうかね。
長政も相変わらず初々しい。


そして官兵衛と道糞は1対1で対峙。
自分は妻を捨て、生き恥をさらして生き延びた化物。
それを二度と生み出さないと言いきる官兵衛に対し、秀吉は天下という魔物に取りつかれていると危惧する
ある意味あたっているかもね。


そしてついに勃発した賤ヶ岳の戦
丹羽長秀と柴田勝家を相手に再び参謀役として参加する。
そしてついに打ち負かす。
いかにも軍師らしい。
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【 2014/08/03 20:41 】

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天下分け目の天王山 軍師官兵衛第30話『中国大返し』感想
「中国大返し」における姫路までの行軍の実態はよくわかっていない部分も多いが、経路は山陽道の野殿(岡山市北区)を経由するルートがとられたものと考えられるという中国大返し。
中途半端に鎧を着たりふんどし一丁で走ったりするのはイメージ通り。
その中で必死に自分に味方につくようダイレクトメールを送るのは、さすが人たらしの秀吉といえようか。

一方で長政の最初の正室となる糸の出会いも描かれる。
野武士の娘というだけあって、非常に強気、というのはツンデレキャラゆえか?
そこからどう接近していくかが見もの。

秀吉の参謀として様々な知略を授けてゆく官兵衛。
一番ここが忙しいところだからねえ。
妻を避けるのもある意味無理ない気もするが。

でもそこで次男を見ようとするのは親心から。(早世するらしいけど)

一方で光秀は、大義を立てるために朝廷に取り入っていたと。
とはいえ京の都は『鵺』に例えられているからねえ。
どこに転ぶかわからない。
しかも思い通りに味方が集まらない。
やはり大義だけでは人は動かぬか。


そして井上九郎右衛門。
明智に秀吉が毛利と和睦したと聞いてさらに動揺する明智方。
さらに高山右近ら摂津衆・織田信孝も秀吉側に。
やはり秀吉のほうが要領がいいのだな。

そして光秀はあっけなく完敗。
落ち武者狩りをしていた農民の竹槍に貫かれる最期も通説通り。
これから秀吉と官兵衛の天下取りへの道がしかれるわけね。

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【 2014/07/27 20:42 】

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