ジャンプSQ8月号『炎を統べる ~るろうに剣心・裏幕~』前篇感想
作者和月信宏が『自身の悪の美学の集大成』と呼んだ志々雄真実の物語。
ドキドキしながらジャンプSQ8月を開いたりして。

ジャンプ SQ. (スクエア) 2014年 08月号 [雑誌]ジャンプ SQ. (スクエア) 2014年 08月号 [雑誌]
(2014/07/04)
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まずは、いきなり裏切られたねえ。
最初は
『志々雄が全身を焼かれてから、仲間を集めて蜂起するまでの物語』
かと考えていたんだけど、舞台は明治10年、すでに体を焼かれた後の物語であり、

『志々雄と駒形由美の出会いの物語』

登場人物の構造も、主人公・ヒロイン・悪役(ないし敵役)の3拍子という、バトルアクション物ではよく言えば王道、悪く言えばべたな感じ。(第零幕もそうだったなあ)
ただ、志々雄が主人公なので、いわば『勧悪懲悪』の物語になっており、自分の心の琴線に触れていたりする。
(青年誌にもピッタリかもね)
もともと僕は、ヒーローにダーティーな側面がある物語が好きだったから。


主人公:志々雄真実
「所詮この世は弱肉強食、強ければ生き、弱ければ死ぬ」
という自らの方程式はこの時点から持っていたようで。(前篇ラストで由美の友人・華火が弘原海兵団に殺されるシーンと合わさってインパクトが強くなっている)
宗次郎はともかく、佐渡島方治がこの時点で仲間だったのはびっくりしたけれど。
この時の法治は志々雄に対する異常な忠誠心はまだ持っていないはずだけど、実務をとつとつとこなすのは職人気質ゆえか?
由美を自らのものにするわけは、彼女が『強者』だったからだろうけど、どの点でそうだったかが今回はっきりするのかもね(吉原の昼三、つまり一番の人気者である時点で『強者』ではあるんだろうけど、それだけではない気がする。)

ヒロイン:駒形由美
今回は彼女の過去もより判明した感じ。これも王道らしく、悲劇のヒロインとしてだけど。
商家に生まれながら、家族を全員惨殺され(おそらく犯人は志々雄)、吉原に身売りされたと。
同じ境遇にあるものが惹かれあうのは当然なのか、明治以降に身売りされた華火と、明治に生まれてから吉原に来たあかりとかがりを姉妹のようにかわいがっている感じ。(身請けされるときはこの3人も一緒だと)
吉原の花魁でありつつもプライドはこの時点から持っているようで、本編でも語られていたマリア・ルーズ号の事件以来、明治政府を嫌っていると。
なぜ自分はともかく、華火やあかり・かがりまでもがこんな目に合うのか、というのは人の永遠のテーマだね。
それに対する志々雄の回答
「お前たちが弱いから悪い」
というのも。(宗次郎の話を思い出すなあ)
家族に関する恨みを超えて、志々雄になぜ惹かれたのか、ちょっとこの段階では想像できないけど。


悪役(敵役?):一ヶ瀬鮫男
作者和月の考えでは、美学や信念の濃い人物を敵役、そうでない人物を悪役と分類しているけど、彼は、
『西南戦争を無傷で勝ち抜いた自分たち強者に、弱者はすべてを委ねていればよし。
強者の領域に弱者が入るのは許せない』

と、それなりに信念はある様子。
後編で志々雄に始末される可能性は大だけど、そのときにへたれるのかね。(志々雄を見下していたようだけど)
門外不出の甲鉄艦(おそらく志々雄が煉獄艦とするんだろうけど)の図をなぜ持っていたかはわからんが。
それを見られただけで華火を殺すあたりは和月の作品らしい悪役。

(余談:史実では甲鉄艦はこの時すでに東艦と命名され、西南戦争の前の佐賀の乱に出ていたりしてたとか)

後編は志々雄と一ヶ瀬のアクション中心の物語になるだろうけれど、由美はどのように志々雄になついてゆく?
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【 2014/07/05 16:56 】

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クソありがとうございました! 〜SKETDANCE・最終回感想~
思えば銀魂とのコラボでこの漫画に興味を持ってから3年。
とうとう最終回とは・・・。

最初はスイッチがパソコンで卒業の言葉を話すところから始まる。
それからスケット団・仲間たちにあって自分たちが変わったことを知る。
椿もキャプテンも、ヒメコもボッスンとは違う道を行くんだよね。

空港でのヒメコとボッスンの別れは辛かったなあ・・・。
ボッスンもヒメコが好きだと言うけど、それはあくまで『みんなが好き』というぐらいの好きの感覚。
うーん、ボッスンにラブコメハーレム主人公は務まらないなあ。

外国を旅して、スケット団を気取る姿はかっこよかったけどね。


作者篠原健太先生は体力の限界やらいろいろな都合で、スケダンを人気があるうちに終わらせようと考えたんだろう。
その場合読者への誠意として、『もう二度とスケダンは書くな』ということになるけど。
(るろうに剣心がそうだった。)

篠原先生、お疲れ様でした。
無理とわかっていても続編みたいです。
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【 2013/07/10 14:02 】

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るろうに剣心 公式コミックアンソロジー感想
再びるろ剣のマイブームが盛り上がって買ってきた、『るろうに剣心公式コミックアンソロジー』
ブックオフで500円。安かったですよ。

(ちなみにけいおんとSchool Daysの公式ガイドブックもありました。いつか買おうかな。)
るろうに剣心─明治剣客浪漫譚─ 公式コミックアンソロジー (ホームコミックス)るろうに剣心─明治剣客浪漫譚─ 公式コミックアンソロジー (ホームコミックス)
(2012/09/28)
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いやあ、笑ったり感銘を受けたり、いろいろでしたね。
to loveるダークネス』の矢吹健太朗先生のイラストもあり。
矢吹健太朗るろ剣イラスト
すっごい綺麗なイラスト・・・。


基本的にアクション系統の話はなく、平和な日常の中で剣心たちがいろいろと活躍する・・・という話が多いんですけど、ホント色々。

柴田亜美さんの4コマはホントシュール。
柴田亜美るろ剣アンソロジー『るろうにくん』   柴田亜美るろ剣アンソロジー『るろうにくん』2
・・・さすが『南国少年パプワくん』の作者だけはある。
確かに見方を変えればそういうふうにもなるがね。



笑ったのは宮下未紀の『よくわかる経済事情』
宮下未紀るろ剣アンソロジー『よくわかる経済事情』


宮下未紀るろ剣アンソロジー『よくわかる経済事情』
お前らいつの時代の人間だと思った。
考えてみれば大の大人が2人もいて双方働いていないというおかしな状況だからなあ。

作者は『パチンコをする剣心』をかきたかったそうだけど、それじゃあまんま銀さんになっちゃうから・・・。


ハートフルだったのは、すずはら篠さんの『花は桜木 男は㋚』
左之助が花屋(似合わないなあ・・・。)を目指すというストーリーだけど。
銀魂のような人情話でした。
すずはら篠るろ剣アンソロジー『花は桜木男は㋚』
この調子で平時では働いてればいいのに。

空知英秋(『銀魂』の作者)が描く剣心・・・というのも見たかったけどなあ。
尾田栄一郎や武井宏之の描いた剣心というのはあるらしいけど・・・・。


そして最後は、和月先生の元アシスタントである鈴木信也氏の現場エッセイ。
鈴木信也『剣心職場黙示録』
漫画家ってそれだけ大変な仕事なんだなあとしみじみ思う。

なかなか密度は濃かったけど、やっぱり空知英秋の描く剣心が見れなかったのは残念。
和月伸宏はジャンプ漫画家の中で一番好きなんで、これからも期待しています。
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【 2013/06/15 22:59 】

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いよいよ対決 ~SKET DANCE・ラスト・ダンス5~
いよいよ一丸龍成理事長とボッスンとの対決が始まる。
一丸は個性を和を乱すもとと嫌い、開盟学園を義務と戒律で進学校へと作り変えるつもりだけど
(いわゆるパーフェクトハーモニー・・・。)

その中で個性ゆえにいじめられた一丸の子を楽しませようと皆で考え出した学祭アトラクション・;・・、
どうもその中に、一丸の子の喋られない理由が隠されているようで・・・。

多分ボッスンたちが勝つんだろうけど、問題は一丸の子がどう反応するかだな・・・。
なぜ黙っているのやら・・・。
(そういえば、チュウさんやお姉さんの動きは・・・?)

なんだかどんどん最終回の匂いがしてきたけど、
最後まで見守らせていただきます。
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【 2013/06/11 21:39 】

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そうきたか! ~るろうに剣心キネマ版・最終回感想~
剣心の目の前で薫がひと突きにされ、ついに彼の中の抜刀斎が覚醒。
ついに刃衛との最終決戦が開始!

というところなんだけど、いろんな意味で万感胸に迫った最終回だったねえ。
キネマ版を読んでいて気になった点は、九頭龍閃をなかなか出さないところだったんだけど。
まさかクライマックスで奥義として出てくるとは・・。

読みも『ここのつがしらのりゅうのひらめき』
になっているけれど。
確かに九頭龍閃は本編でも天翔龍閃と同時に覚えているし、一瞬九斬と一撃必倒の威力がある分奥義には向いてるんだろうけれど・・・。
読みづらいのなんのって。
天翔龍閃は二撃目がなくなって劣化しているけど、こちらは本編とあまり変わりなし。
それでも刃衛をダウンさせるのにはよっぽどの威力だったんだろうが
ともあれ最後の突きは確実に致命傷を負わせているような・・・。(柄ではなく刃で突いている)

ここで薫に止められるのも本編通り。
刃衛の一撃は先ほどの天翔龍閃で手の傷に入り込み、手元が狂って薫の急所をそれた・・・。
ということらしいが、あの位置に突きをくらったら致命傷になるはずだぞ。
最後は薫の最期を剣心が看取って、弥彦は剣心や左之助たちが育てる・・・というエンドでも良かったと思うのに。


刃衛も致命傷を追っている気もするが、自らの手で刀を突き刺し、『人斬りは死ぬまで人斬り』と言い残して絶命。
ここも本編似だなあ。
既に致命傷を負っている気もするけど。
『拙者はお前を殺さない』という剣心のセリフ、説得力がない気がするぞ。

なにはともあれ、武田観柳は逮捕。左之助と燕も剣心の仲間になって
『おかえり』
『ただいまでござる』
という映画版と似たような終わり方で終了。
結局少年漫画の王道・笑顔とハッピーエンドで終わったか。


多少突っ込みどころ多いけど、悪くない終わり方かな。
和月先生はジャンプ漫画家の中で一番好きなんで、これからの活躍に期待したいところです。
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【 2013/06/07 22:17 】

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